前方から一人の男性が下りてきた、腕に自然保護・・・の腕章をつけている。「おはようございます、早いですね」「朝方はガスに包まれていたんですけど、ちょうど晴れてきて~」「はい、良かったですよ」「これから大勢登って来るんです、今日は山開きなんですよ、50人以上ですので~ご迷惑おかけします」 私達は急斜面を登り始めた、大小の岩石をさばきながら足元に注意しながら細い尾根を~~~「ここだけは絶対に避けなければ」私達はそう思っていた。混雑した時にはこの場所はすれ違うのが大変である。男性の話しだと山開きに参加する人達は9時過ぎにスタートとのことだったので、ここは問題なく下山出来そうである。 |
![]() 山頂手前の急斜面を登る |
![]() もう一息 |
![]() 山頂に向かって |
![]() |
ちょっと霞んではいたものの洞爺湖が見えている。今年は7月上旬に洞爺湖サミットが開かれるだけに、なんとなく注目してしまう。一気に登って山頂へ、8時15分。チシマザクラだろうか、まだ咲いていた、その彼方には羊蹄山と尻別岳がクッキリと見えていた。徳舜瞥山とオロフレ山の山頂部周辺の雲が切れない。貸切の山頂でゆったりとコーヒーを飲む、この瞬間がたまらない。 |
![]() 洞爺湖 |
![]() |
![]() 羊蹄山と手前右に尻別岳 |
![]() 徳舜瞥山とホロホロ山方面 |
8時40分、下山開始である。南西方面には雲が広がっていた、下り始めて間もなく一人二人と登って来る人たちとすれ違う。「これなら大丈夫だね」そう言いながらどんどんと下って行く。「もう写真は撮らなくても良いよね」と言っていたおばさんだが、帰路に見る花のイメージの変化に、ついついカメラを向けている。私ももちろん~~~ 「あらっ、、、」「あらぁ~~~」見覚えのある人が登ってきた、koyaさんだった。「イワカガミ咲いていますよ」「そうですか」うれしそうに微笑みながら登って行く。「あらぁ~~~」「お久しぶりぃ~~~」しんりさん、かすみ草さん、makonianさんだった。「じゃあ記念に一枚撮りま~す」そんな楽しい出会いを背にして登山口に向かう。羅漢岩付近も無事?通過。ほっとしていると、、、次から次へと登って来る方々とすれ違う。9時45分、登山口の駐車場は大型バスも含めて混雑していた。ふぅ~~~ |
![]() |
![]() |
コースタイム(含休憩&写真撮影時間) 登山口 06:50 山頂 08:15-08:40 登山口 09:45 (登り:1時間25分 下り:1時間05分) |
登山ものがたりへ | HOME |