標高750mを過ぎるころからは少しづつ傾斜が増して来る。今日もおばさんは快調だった、どんどんと先頭を進んで行く。私は特に急ぐわけでもなく、いつも通りのペースで付かず離れずしながら後を追う。振り返ると霞んではいるものの一等三角点のある蘭越町〜幌別岳周辺の山々が見えていた。 「休憩しましょう〜」そう言いながらも私は休まずに少し先まで進んで行く。一行の姿を前からとらえたかったからである。ザックを下ろしてカメラを構える〜〜〜おばさんを先頭に登って来る・・・眼下には蘭越町市街〜そして背後にうっすらと山々が広がっていた、きっと蘭越幌内山や昆布岳などが見えていると思われるのだが、、、 |
幌別岳方面 |
やがて山頂手前の急斜面を登ることになる、このルートで一番辛いところである。標高差も距離もそれほど無いのだが斜度は結構ある。キックターンもなかなか大変だ、それぞれ思い思いにルートを選びながら登って行く。小さくジグを切って登るか〜少し東側に回りこむか〜〜〜それともこの時期ならではでスキーを外してツボで登るか!!! ここをクリアすると山頂はもう目の前だ。koyaさんが先頭に立って進む。変わらぬ青空が、そして山頂が待っている。雷電山がその向こうに聳えている筈だった。 |
山頂直下の急斜面 |
もうすぐ山頂 |
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