嗚呼、遠いチロロ岳!(1879m)
沢登りへの挑戦
HYMLチロロ岳遠征隊 曲がり沢から直登、藪こぎ、果たしてその結末は!!

「曲がり沢出合〜曲がり沢〜直登藪こぎ〜チロロ岳〜西峰〜二の沢〜尾根乗越〜曲がり沢〜曲がり沢出合」ルート

チロロ岳

2000年7月1日(土)おっさんとおばさんは朝から緊張していました。
そうなんです、以前にもお話ししました、楽古岳への挑戦、そして札幌岳蝦蟇沢ルート、これはすべてこの日のための準備だったのです。


3月1日のHYML懇親会での席上、
ganさんが「沢は良いですよーーおーー、そうだ是非皆さんにも紹介したいなーーあーー」などと言ったものだからたまらない。すぐに「行きたあーーい」と手を上げる人や、善は急げとばかりに「日程を決めましょうよ」などと手帳を広げるひと、メールで参加表明する人等など。
しかしプレ遡行を目の前に一人去り、二人去り、そして今回残ったメンバーは10名。日高町「日高山荘」に集結したのであった。翌日の行動を考えいつになく酒量ひかえめ?なメンバー、でも日高山脈館のonさんご一行が差し入れを持って応援に来てくれたころからは、いっきの盛りあがりを見せたのであった。 さて翌朝2時30分頃起床、眠気まなこの一行は4時前、曲がり沢出合に・・・

この頃からメンバーの顔つきは緊張に変わっていた。4カ月間、この日のために自分の体をきたえ、遂にここまで来たのである。途中リタイアした人達のためにも、自分のためにも、なんとしても最後まで粘りぬきたい、絶対に山頂を極めたい、そんな思いが全員の口数を減らしていた。


さて、それではここで今回のメンバーを紹介しましょう。
リーダーganさん、以下yoshioさん(楽古岳参加)、yamas夫妻(楽古岳、蝦蟇沢参加)、Yonnaさん(楽古岳、蝦蟇沢参加)、kumaさん(楽古岳参加)、otsukさん(楽古岳参加)、tsurubさん(初参加)、おっさんとおばさん(楽古岳、蝦蟇沢参加)、以上10名。

いよいよ始まる
「北日高名峰チロロ岳、曲がり沢から直登藪こぎ、耐えて手にする眺望に、嗚呼乾杯のご唱和を」オフミ山行(名文でっすねーーこれはganさんが詠んだ?一句です)果たしてその結末はあーーーーさあ、どうする、どうする、どうーーーするーーーうーーー!!

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