title

さて、私達は風不死岳登山口の標識を後にして、戻って行く。次々と風不死岳に登る方々とすれ違った、「こんにちは〜〜〜」。この天気である、樽前山とともに札幌近郊では人気の山、今日もあの比較的狭い山頂は、歓声とともに賑わうことだろう。
途中から932m峰の山腹をトラバースしながら樽前山の外輪山から続く稜線に飛び出す、、、さあ、いよいよ気持ちの良い932m峰への登りである。

さあ、稜線に・・・
さあ、稜線に飛び出す

932m峰を目指す
932m峰に向かって

青空の中に散りばめた雲、、、樽前山を背にしながらグングンとその空を目指して登って行く。辛そうに見える登りもあっと言う間にクリアである。私はいつもの通りおばさんとは距離を置いて登って行く、、、そのほうが全体的なバランスでファインダーを覗くことが出来るし、その時の光景をとても実感出来るのだ。おばさんはもうピークに立とうとしていた、、、ズームでとらえてみる。

青空へ〜〜〜
青空へ向かって〜〜〜

青空へ2

8時35分、932m峰に立った。この山頂はとても好きだった、、、まずは静かなこと〜そして展望的にも〜眼下には支笏湖、晴れていれば羊蹄山や徳舜別山やホロホロ山〜〜〜そして何と言っても溶岩ドームを中心にして左に東山、右に西山へと連なる外輪山がまるで翼を広げたように広がるのだ。

風不死岳方面からも同じように見られるのだが、ここからは一段と近くに〜迫る大きな山塊となって目に飛び込んで来る。冷えたコーヒーを飲み干しながら30分ほどゆったりとした時を過ごした。

樽前山
溶岩ドームを中心に翼を広げる樽前山

眼下に支笏湖
眼下に支笏湖が見える

9時ちょうど、下山開始である。外輪山へと続く稜線を見ながら下りて行く、爽快である。2,3組ほど登って来る人達とすれ違う。外輪山を行く人達が米粒のように見えていた。
稜線を離れて下って行く、、、今度は紋別岳や温泉街方面の支笏湖が目に飛び込んで来る。広大な樽前山の裾野を目指して下る。次から次へと登って来る人達が続いていた。

もう一度ノギランをカメラにおさめた、、、少し強い日差しを受けての撮影だったので、、、ちょっと心配もあった。私も、おばさんも何度もシャッターを押していた。

午前9時50分、7合目ヒュッテに到着!駐車場はもう満杯であった。「ゲートを閉めて下さい」トランシーバーでヒュッテの管理人さん達が指示していた。駐車場が満杯になると5合目のゲートで規制がかかるらしい。以前は道路の路肩にかなり下まで駐車していたのだが、、、今は駐車場周辺だけである。これからの時期、紅葉の時期なんかも混み合うだろうし〜〜〜そう、山登りは早めスタートがイチバンである。

広大な展望
広大な展望に包まれながら下山

支笏湖
支笏湖(紋別岳、温泉街方面)

下山
樽前山の裾野に広がる樹海を見ながら下山

コースタイム(含休憩時間)
7合目ヒュッテ 06:15  風不死岳登山口 07:40-08:10  932m峰 08:35-09:00  7合目ヒュッテ 09:50

登山ものがたりへ
HOME