竹山(940m)

登る
大きく広がる光景を背に広い斜面を登る

この付近一帯は放牧地跡なのだろうか、眼下にも雪原が広がっている。遠望は変わらず霞んでいた、「これで札幌近郊の山々とか徳舜瞥山やホロホロ山なんかが見えていればねぇ〜〜〜」、ちょっと贅沢な望みを口にした。しかしこんなおだやかな青空の下を歩けるチャンスなどなかなか無いだろう、出来れば一度に手中にしたかったのだが・・・

傾斜が緩んできて山頂が近いことを知る。私の目は前方にポツポツと立ち並んでいる木に釘付けになった、まるで飾りつけたかのように・・・

傾斜が緩んで
傾斜が緩んで

朽ちた木々が見えて
朽ちた木々のオブジェが・・・

それは朽ちた木だった。それはそこに飾られているオブジェのように、美しく微妙なバランスで立ち並ぶ。私はそんな自然が織成す光景に見入られるように、カメラを持って歩きまわった。朽ちた木がこれほどの美しさで輝くことに驚きを感じながら・・・

その1

その2

その3

10時30分、竹山山頂である。スタートしてから3時間10分、軽いラッセルのおかげで予定よりも時間短縮出来た。ホットコーヒーを飲み軽食をとる、静かな山頂でのひとときだった。

山頂だっ

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