title

双珠別岳は日勝峠北側の1389mピーク、この山には昨年の4月に登っていたのですが、山頂手前から強烈な吹雪きとなり、一応ピークを踏んでそのまま下山したのです。「今年こそ、、、展望を!!」おっさんとおばさんは期待を胸に日勝峠の日高側7合目の先、駐車帯に車を止めていたのでした。

2006年2月4日午前10時、いつになく遅いスタートでした。何故って?この日は高速道路が降雪のためマヒ状態、仕方なく一般道をノロノロ・・・でも天気予報通り日高町に入ると青空、道路にもほとんど雪は無く、車も少なくて日勝峠もスイスイ〜〜〜だったのです。

「やっぱりこっちは雪が少ないね」そう言いながら国道脇から樹林帯に入りました。上空には青空が・・・しかし雲も流れていて「ちょっと微妙かなぁ〜〜〜」おっさんは自信無さそうに呟いていたのでした。

国道脇をスタート

樹林帯を抜けて

樹林帯を抜けて無線中継所への取付道路に出ました。トレースはありませんでしたが10センチ程度の軽いラッセル「これなら山頂まで行けそうだね」「そうね、風も無いし静かだし、気持ちが良いわぁ」おばさんはそう答えながら進んで行きました。

しかし上空の雲の流れは速く、刻々と変わる空模様に二人の足取りは速くなり、「交代するよ」おっさんはそう言っていつになく勢力的にラッセルするわけであり、、、地図を取り出して現在地を確認「よっしゃ、このあたりから尾根に向かおう」、標高約970m地点から樹林の中へと進んだのでした、10時55分。

取付道路へ出る
取付け道路

尾根へ向かって
尾根へ向かって登る

樹林の中ををどんどん登るにつれて疎林帯となってきて、見事な大木と真っ白な雪面が広がりだして陽射しをうけて輝くと、おばさんは「きれいよぅ〜〜〜」と叫び、おっさんはカメラを取り出し撮影開始!

ゼイゼイだっ

高度が上がるにつれて木々は少なくなって視界もグンと開けてきました。尾根が近いことを感じながら登って行くと予想通り風が強まり、雲が勢い良く流れ小雪が吹き飛ぶ、、、

右前方に見え隠れする山頂方面が陽射しを受けてチラッと輝く、、、おっさんは慌ててカメラを取り出し「見えてるうちにぃ〜」と叫びながらシャッターを押すのです。

右にピークが見えて来る
右前方に山頂が見えて来た

スキーコーナーへ

次のページ

HOME