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道北へ花めぐりの旅に出ることにした。金曜日に仕事を終えてから出発、音威子府の道駅に着いたのは22時過ぎ、翌日は一日「花めぐり」をして、せっかく来たのだからひと山登ってとピンネシリ道駅で車中泊。ここの道駅は快適だった。コインランドリーもあるし、国道を挟んで向かい側に温泉もある。日帰り入浴360円と格安である。

道駅の駐車場が今回登る敏音知岳のスタート地点である。2007年6月3日、快晴だった。道駅に置いてある登山届を見るともう一人の男性が登り始めていた。道駅のすぐ横に登山道入口の看板がある、真っ直ぐに進み突き当たりの鳥居が登山口だった。久しく?山に登っていない私達は好天にも恵まれてウキウキしながら歩を進めた。

これが敏音知岳
敏音知岳(国道275号線−松音知付近から)

登山口へ向かう
道の駅ピンネシリの横をスタート

鳥居の横には登山道の案内板があった。約4kmの道程、図を見るかぎり山頂に向かって登山道がジグザグと刻まれているのが良くわかる。山頂までの標高差は約640m、ガイドブックでは休憩時間抜きで2時間となっていた。「天気も良いし、まだ時間も早いし、久々だし、ゆっくり行こうか」そんなノンビリムードだったが、初めて登る山への期待もあった。お花はどうなんだろう、展望は・・・利尻山なんかも見えるのか〜〜〜

登山口
鳥居をくぐって(登山口)

案内

鳥居をくぐり階段を登って行く。比較的歩き易い階段を登り終えると整備された散策道のような路が続いていた。「学習林」「散策路」と書かれた標識を横目に進んで行く。さすがにこれから山に登るのだし、下山してから札幌まで帰ることを考えると、散策路までは足を延ばす気にはならなかった。

階段を
階段を登る

整備されてる
良く整備された登山道

カッコー橋を渡り少し登って行くと、やがてトド松に囲まれた登山道となった。先を進むおばさんがしゃがみこむ、カメラを向けている。サンカヨウ、ツバメオモト、ミヤマスミレ、オクエゾサイシン等〜例年見なれた花々とは言え、その山々で何かと違って見えてついついカメラを向けてしまう。

だから私達の山行タイムは年々遅くなりつつあり、、、それは言い訳だ、単なる加齢のせいだと言う声も聞かれるのだが、、、そんな意識は全く忘れておりぃ〜〜夢中になってシャッターを押すわけでありぃ〜〜

カッコー橋
カッコー橋

トド松
トド松林が美しい

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