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2007年1月28日、近場で滑りも展望も楽しめて・・・そんな贅沢な条件を天気予報を見ながら探してみた。日曜日は晴れ、、、そう信じて久々にkoyaさんと一緒にオコタンペ山に向かうことにする。しかし、まあ昨今の天気予報はめまぐるしく変わる、朝目覚めると曇りの一日に変わっていた。「いやぁ〜〜〜行ってみないとわからないよっ」そう呟きながら車にスキーを積んで出発した。

途中でkoyaさんと待ち合わせ、国道453号線を走り冬期間閉鎖のオコタンペ湖へと向かう道路のゲート前へ到着。事前に得た情報通り閉鎖された道路は工事のため綺麗に除雪されていた。少し戻った広く除雪されたスペースに駐車、午前8時15分スタートである。

除雪された道路を快調に?進んで行く。天気は・・・上空は白いガスに包まれていた。「きっと晴れるさ」そう信じていたのだが・・・

スタート

昨年の尾根取付き地点より少し手前に急斜面を登って行くトレースがあった。「ここはちょっと急じゃないの、去年はもう少し先の方だったよ」そう言いながら更に進んで取付き地点を確認した。しかし去年よりも雪が少ないせいか、見上げる斜面は急である。「ここから取付いてあっちの斜面へ」koyaさんと話しながら取付き斜面を変更する。

最初はおばさんがラッセル、一段と傾斜がきつくなった地点で「交代しよう」と私が先頭に立った。いやはや、結構キツイ斜面である。小さくジグを切りながら喘ぐ「交代しますよぅ・・・」koyaさんが後ろから声をかけるが、、、ちょっと交代するのも大変そうだ。そのまま一気に登って行く。

約30分で尾根上に出た、一休み!ふと見るとスノーシューらしきトレースとひと筋のスキーのシュプールが残っている。「これって今日の??だけどもう滑り降りて来たのかな?」そんな疑問を抱きながら斜面を登って行く。

尾根取付き
尾根取付き

おっさん頑張る
急斜面を登る(写真提供:koyaさん)

尾根上を行く
尾根上を行く

トレースのひとつは880mポコを登っていた、もうひとつは巻いて進んでいる。地図を取り出して見る「いやここは巻いて行きましょう」昨年歩いて凡そルートは確認出来ていた。しかしそのトレースも途中から登って行く、、、さっさとトレースを諦めてラッセル開始である。

この頃から濃いガスが周囲を包みこんでいた。「ほんとに晴れるのかい?こりゃあダメかもしれない・・・」そんな不安?が襲う。昨年のオコタンペ山も曇り空だった、今日こそ青空の下で・・・そんな思いが強かったのだが・・・
いよいよ山頂直下らしい・・・もうらしいと言うしかない視界なのだ。「まあ視界不良は仕方ないとしても、滑りがねぇ」koyaさんが言う。そう、山頂からの真っ白な斜面を滑り降りるのにこの視界ではとても〜〜〜

ポコを巻いて
880mポコは巻いて

段々とガスって

視界不良だぁ
視界不良の中を山頂へ向かって

山頂に向かっているトレースと再び合流した。トレースは昨年の私達と同じく木々の混んだ南側を登って行く。「こっちで良いの?」先頭を行くkoyaさんが問いかける。「うん、これで行きましょう」、、、ブッシュをかき分けながら山頂に飛び出した、10時25分!「見えないねぇ〜〜〜」「うん、、、これまでなのかなぁ」ちょっと気落ちしながらホットコーヒーを飲み干す。

記念1
koyaさんと
記念2
おっさんと

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