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中山峠を通るたびに何となく気になり、そして地図を見てHPを検索してその存在を知り(サトマサさんの「アソビホロケール山」)、好天条件で狙っていたルートがありました。それは中山峠から無線中継所へ向かう林道の東側を走る尾根を進み、三等三角点の境岳(926.8m)と更に奥の979mピークへと向かうルートでした。なだらかな尾根と標高差も多少のアップダウンはあるものの150m程度、距離も片道約2km強、しかもチラホラと見た限りでは疎林帯であり、、、
さらに決め手は、登った時には天気が悪かったサトマサさんのページの「今回は吹雪きで何も見えなかったが、晴れていれば景色が良いはずなんです」と言う記述でした。カシミールのビューワ機能で確認しても確かに展望は抜群のようです。

2005年12月22日、青空が広がっていました。おっさんとおばさんは中山峠の立派なトイレのある駐車場に立っていました(札幌から喜茂別側に向かって右側にある売店の、すぐ手前の駐車場です)。早速準備をして国道をちょっと戻り林道の入口へ。林道はもちろん除雪されていませんので、ワッサワッサと雪の壁を攀じ登り(ここが一番大変かな?)いよいよ出発です、9時15分。林道からすぐに尾根へと向かって登って行きました。

林道入口だよ
林道入口

尾根へ
尾根へ

登り始めて間もなく予想通りのなだらかな疎林帯となりました。「こ、こ、こりゃあ良いんじゃないの、見事だよっ、ほらほら」おっさんは狙った通りの光景が広がりつつあることに満足しながら、一際自慢気な声を張り上げていたのです。
この日は冬至、低い太陽の光で木々の影が雪面をトレースするかのように流れ、狭薄山が美しく聳えていて「最高ね、気持ちが良いわぁ〜〜〜」おばさんも上機嫌なわけでありぃ〜〜〜

おんやぁ〜〜〜きれいだぁ
疎林帯となり

狭薄山
狭薄山

雪面に残るスノーモビルの跡を離れると、なだらかな銀世界が一面に広がるわけであり、微かに聞こえる中山峠スキー場の喧騒も次第に遠ざかり、二人だけの空間が形成されてきて・・・そんな情景を楽しみながら進んで行ったのです。

おおおっ、みごとなぁ〜〜〜
一面の銀世界を行く
銀世界だよん

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