表大雪から十勝連峰まで、、、大きく広がる展望に胸を熱くする・・・

山頂にて

無風の山頂に立ち歓声をあげる、、、眼下の富良野盆地を包みこむように、表大雪から十勝連峰まで続く大パノラマが広がっていたのだ。「すごい、やっぱりすごい」予想通りの展望だった。旭岳から白雲岳へ、そして途中の高根ヶ原、忠別岳を経てトムラウシ山、更に十勝連峰に入ってオプタテシケ山から富良野岳に至る、、、そこには長大な縦走路が広がっていた。富良野岳の右に見える前富良野岳が一段と輝き、その後方にはトウヤウスペ山と大麓山も確認出来る。

ファインダーを覗きながらズームレバーを引く、大きく迫って来る山々が美しい、未登頂の愛別岳、まだ繋がっていない(歩いていない)三川台〜オプタテシケ山、十勝岳〜上ホロカメットク山!これらの1山、2区間の踏破はありえるのか?そんな思いに胸を熱くするのは気持ちだけはまだ若い証拠なのか・・・山頂から西側の展望は木々に遮られているのだが、そんなことを忘れさせてくれるひとときだった。

大展望
旭岳〜トプラウシ山〜十勝連峰へと続く大パノラマ

旭岳
表大雪の山々、左から愛別岳〜比布岳〜北鎮岳〜旭岳〜後旭岳〜白雲岳等が見える(ズーム)

オプタ〜十勝岳
十勝連峰、左からオプタテシケ山〜ベベツ岳〜美瑛富士〜美瑛岳〜十勝岳(ズーム)

十勝岳〜富良野岳
十勝岳〜上ホロカメットク山〜三峰山〜富良野岳(ズーム)

富良野岳〜前富良野岳
富良野岳と前富良野岳、右端にトウヤウスペ山と大麓山(ズーム)

山頂から少し下った地点で昼食にした。広がる展望を目にしながら飲むホットコーヒーはたまらない、しかも無風と青空、ポカポカ陽気なのだから・・・

シールを外して下山開始だ、ちょっと重めの雪の急斜面、出だしは慎重に斜滑降&キックターンで下りて行く。意外と滑りやすい雪質に思いきってターンを繰り返してみる、快調だ。急斜面にビビッていたおばさんも下の方に来ると一気に滑りだす、歓声があがる。

大雪原に降り立つと、まるで十勝連峰に向かって歩いているかのような錯覚に陥りそうだ。那英山、それは予想通り「十勝連峰の・・・」、いやいや「表大雪」も含めた展望台と呼ぶに相応しい山だった。

エイヤッ〜〜
 

十勝連峰を見ながら大雪原を
十勝連峰を見ながら大雪原を行く

コースタイム(含休憩時間)
スタート地点 09:18  山頂 11:48-12:35  スタート地点 13:40  【登り2時間30分、下り1時間5分】

GPSトラックログによるイメージ図
イメージ図

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