粉雪を蹴りながら下山

ふと振り返ると、雲の流れの中に余市岳、さらに白井岳、定山渓天狗岳、、、烏帽子岳・・・などの札幌近郊の山々が見え隠れしているわけであり、、、しかし無意根山方向に立つ樹氷はやはり暗い逆光の中に在るわけでぇ〜〜「こりゃあ、展望はイマイチかもしれないなぁ!」

余市岳方面
余市岳方面の展望

暗いぞっ
暗い樹氷群

さすがに風が強くなって来ました。一気に登りつめて11時35分、無意根千尺高地に立ったのです。登り始めてから2時間25分、前日のトレースのおかげで予定より大幅の時間短縮でした。青空の見える方向を背景にして記念写真!

さあ、ピークだ

記念写真

遮るものの無い無意根千尺高地はさすがに強い風でした。無意根山方面は雲に包まれ、羊蹄山もその山裾まで雲に覆われていて、、、「今日はここまでだね!」天気が良ければ長尾山まで足を伸ばそうかとも思っていたのですが、すぐに少し降りて樹木の影でシールを外し、下山を開始しました。

羊蹄山は・・・
羊蹄山は雲の中・・・

無意根山は、、、
無意根山は雲の中・・・

気温が低い環境での積雪は、想像以上の粉雪となって浮かぶスキー板の先から吹きつけるわけであり、高度が下がった疎林帯などでは、慎重な滑りのおばさんもそれなりに大胆になり、「うっわぁ〜〜〜」と叫びながら滑り降りるわけで、、、多少の登り返しを繰り返しながらスキー場跡へ!

「こんちわーーーっす」若いボーダーの方達の声を聞きながら一気に山荘前へ降り立ったのです、12時35分。2005年の登り納めは粉雪を蹴った45分間の下山でした。

滑るう〜〜

滑るう〜!

コースタイム(含休憩時間)

無意根山荘跡 09:10  千尺高地 11:35〜11:50  山荘跡 12:35  【登り2時間25分、下り45分】


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