光り輝く樹氷群

高度が上がるにつれてツライ登りが待ち構えているわけであり、しかしシッカリとしたトレースは見事なまでにスムーズなルート取りで進んでいるわけであり、、、キツイ斜面を目の前にしても安心しながら登って行くことが出来たのでした。「雪質が良いと言うこともあるけど、今日はほんとこのトレースのおかげだよね。感謝、感謝!」

苦しい・・・
急斜面を登る

近いぞ

もうすぐだ

そしていよいよ上空が開けてくると、あの樹氷群との出会いに胸を躍らせながら急斜面を登りきり、流れる日差しを感じながら出迎えの樹氷を見上げる、「あぁ〜〜〜ここだよねぇ、さあここからだよ!」

さあ、どうなんだ!

どど、どうなんだ

前方には無意根千尺高地へと続く広いなだらかな斜面が広がり、樹氷群が見えて来る。「日差しが欲しいぃ」おっさんはそう叫びながらシャッターを押す、雲の流れは速い、あっと言う間に冬の日差しが斜面を走り去る・・・「待ってくれぇ〜〜〜」おっさんはカメラ片手に登りだしたのでした。

「今だっ、!」一瞬の輝きを逃さずにシャッターを押す! 弱い逆光の中を淡々といつものペースでピークを目指すおばさん、おっさんは離れながら後を追い・・・

お〜〜〜

見事なぁ〜〜〜

さあ、逆光の中を

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