title

山頂部の白い妖怪?が一段と大きくなり・・・飛びこむように〜ためらうことなくそれに向かって進んで行く。早く山頂に立ちたいのはもちろんだが、強い風を避けて落ち着きたい気持ちも強い、そしてもうここまで来て後戻りは無いのだから・・・

10時55分、ガスに包まれた山頂部の岩塊に逃げこんだ。1220mの山頂はもうひとつ先の岩塊だろう。でもそんな事はどうでも良かった、ここが我々の山頂だと決めた。ホッとしてザックを下ろす、念願の目国内岳に立ってノンキーさんは事のほかうれしそうだ、記念写真もにこやかに・・・

時折上空に青空が広がる、、、その度に「ひょっとして見えるかも・・・」と目を凝らすのだが、、、展望は一向に回復しない。「これまでかなぁ〜〜〜あきらめますか」「きっと少し下りると視界も良くなるんだろうけど」。結局諦めて下山することにした。「稜線を戻ると滑りは楽しめそうにも無いし、、、沢ルートへ下ってみましょうか」。

さあすぐ目の前
山頂へ〜

記念写真

11時30分、眼下の視界が少し広がったのを確認して地図を見ながら方向を定めた。アイスバーンを避けながら慎重に山頂部から下る。koyaさんが滑り始めた〜〜〜綺麗なターンを繰り返して下りて行く。「こりゃあ良いかも」そう思っているとノンキーさんも一気に滑り降りる、おばさんも意を決して〜〜〜そして私も続いた。

視界がどんどん良くなり広い大斜面が広がる。素晴らしい〜〜〜緩斜面だがグングンと加速される、大きくターンしてみる、、、そしてショートターンを繰り返す。うっすらと積った軽い雪がスキー操作を容易にしていた。途中で一旦集合!「もう一本行きますか〜〜〜」「行きましょう」私とノンキーさんの声に「えっ?行くの??」とkoyaさん、そしてすぐに登って行く〜〜〜

のりちん滑る
のりちん滑る

登り返し
もう一本!登り返す〜〜〜

単独の男性が登って来た、、、そして滑り降りて行くとまた登って来る人達とすれ違った。帰路はトレース付きとなった。862m地点のちょっと上で昼食にした。白樺山が見え隠れしていた。「ひょっとしてシャクナゲ岳が見えてくるかも・・・」そんな期待もあったが、、、「やはり今日はこんな天気なんですね」一同納得して沢へと向かった。

ちょっと重めの斜面を下って行く〜〜〜koyaさんがノンキーさんが豪快に滑り降りる〜〜〜私は撮影に専念した。koyaさんのビデオカメラを借りて写す「さぁ〜〜〜良いですよぅ」そんな私の掛け声に意識して飛びこんで来る〜〜〜

白樺山
白樺山

koyaさん
koyaさん

ノンキーさん
ノンキーさん

沢のスノーブリッジを渡り、ちょっと登り返して道路に出た。ホッとする瞬間だった。13時05分新見温泉前に到着!早速温泉へ入る、、、湯上りには女将さんから「イモだんご汁」〜〜久々の味に舌鼓!どうもごちそうさまでした。3年ぶりの目国内岳登山、そして新見温泉三昧の一日となったのである。

ほっ
    
コースタイム(含休憩時間) 【登り:夏道ルート  下り:沢ルート】
新見温泉前 08:00  夏道登山口付近 09:00  コル 09:50  山頂 10:55-11:30  途中登り返し(20分)、昼食(20分)  新見温泉前 13:05


今回のGPSトラックログはこちら(緯線経線は15秒単位で表示)

スキーコーナーへ
HOME