今シーズンの登り始めは何処にしようか〜〜〜そんな戸惑いを感じながら平日休みがとれて木曜日にスキー場で練習!その後、週末の天気予報を(曇りのち雪)見ながら「やっぱし迷沢山かなぁ、去年は凄く良い天気で展望バッチリだったよね」 |
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迷沢山(上平沢林道ルート)は今年で4年連続である。距離(片道)約5.5km、標高差約600m弱の林道歩きが、シーズン当初のトレーニングとして私達にはかかせないものになりつつあった。いつもの大きな針葉樹が現れた。「ほらクリスマスツリーよっ」おばさんは叫ぶ、私達はそう名付けていた。上空にはちょっと薄い青空が広がりつつあった。 |
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ラッセルを交代しながら登って行く。林道はやっと上平沢川を離れて尾根を回りこみながら登って行く。木々の間から定山渓天狗岳が見えてきた。「ここからだと見えるよ」「いやぁ〜〜〜まだ上にポイントがあるから・・・」そう言いながらも念のためシャッターを押した。 |
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きっと誰かが私達のトレースを登ってきて、途中で追いつかれ「どうもどうも、、、」と言いながら先に進んで行く、、、私はそんな光景を予想していた。しかし、、、誰ひとりとして登って来ない。雪質はちょっと重めのパウダーと言ったところか、20センチ前後のラッセルは続き、しかも登るにつれて、フワッと沈みこむようになってきた。これがまるでジャブのように少しずつジワジワと私達を襲ってきたのである。 |
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「わぁ〜〜〜凄いよぅ〜〜〜」遮るものの無い定山渓天狗岳やヒクタ峰の展望を目にすると、少し元気が出る。しかしまだまだラッセルは続いた。 |
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