「週末のニセコは混むし、、、中山峠付近も渋滞が予想されるし、、、近郊の山で何処か・・・」「じゃあ小天狗岳なんてどうかしら、定山渓だって紅葉が素晴らしいんだし、早めに下山すれば混雑しないと思うけど」

２００５年１０月１５日、くるくる変わる天気予報を直前までチェックして、二人は定山渓ダム下園地の駐車場に立っていました（園地のゲートは９時〜１７時、トイレあり）。午前中は晴れの予報だったのですが、この付近は時折日差しも感じるのですが、概ねうっすらとした高曇り、、、「まあそれほど寒く無いし、良いんじゃないの」

午前９時２０分、園地周辺の紅葉を確認しながら、二人はダム資料館奥の登山口を出発したのでした。入山届を見るとこの日は一番乗りでしたが、普段でも結構登っている人も多く、手軽に登れる山としては人気があるのかもしれませんね。

ダム下園地

登山口

橋脚の下を通り小さな沢を渡ってジグザグと登って行きます。途中に倒木などもありますがくぐり抜けたり、迂回したりでさほど問題はありません。登山道脇の笹狩りもされていて快適です、、、が、それなりに急な斜面が続きますので、あせらずにゆっくりと登ると良いでしょう。

階段を喘ぎながら登って行くとやがて前方に大きな岩塔があらわれます。さあ、ここからです、まだまだ急な登りが続きます。

笹狩りされた登山道

岩塔

高度が上がるにつれて、登山道を包みこむ紅葉が一段と輝きを増してきました。登りきるまで展望はほとんどありませんから、尚のこと周辺の彩りを感じることが出きるのです。「ほらぁ〜〜〜綺麗でしょう、ここは正解だったでしょう！！！チャッチャッチャ」とおばさんは得意そうに演技するわけであり、おっさんはお構いなしに周囲の紅葉にカメラを向けるわけでありぃ〜〜〜