イワオヌプリ南東斜面の紅葉 |
2007年10月6日、今年最後となるであろう花散策に道南へ向かって中山峠を越える、、、「結構進んでるんじゃない」「うん、あのあたりは結構綺麗だし」紅葉である、予想以上の早さで進んでいるような気がした。道南で花散策を終えそのまま京極道の駅まで走り車中泊。 翌朝、2007年10月7日、私達はニセコ山系に向かっていた、倶知安市街から五色温泉に向かう。「今回は予定していなかったし、長旅の疲れもあるから〜まあ、イワオヌプリだけにしようよ」。五色温泉が近づくにつれて山肌の輝きが目に飛び込んできた。「わぁ〜〜〜凄いよっ、やっぱりもう始まっていたんだ」道路際からイワヌプリの山肌を埋め尽くす紅葉に圧倒された。 五色温泉の無料休憩所(売店)のある駐車場に到着、早速装備を整えて午前7時20分イワオヌプリに向けて出発した。まずは橋を渡って散策路へ、「わぁ〜〜〜」おばさんは叫びながら進んで行く。朝の日差しが周囲に輝きを与えた。「素晴らしいぃ、これは綺麗だぁ」私も叫びながらおばさんの後を追った。 |
五色温泉周辺の紅葉 |
散策路を行く |
散策路を進んで行く少し斜面を登りきると入山ポスト、そして目の前の急な斜面につけられた歩幅の合わない階段を登って行くことになる。急ではあるものの短い登りだからあせる必要はない、ゆっくりと確実に登って行くとやがてかん木帯となり、大小の岩を交わして間もなく平坦な登山道となる。 紅葉に目を奪われながらもこの時期ならではのマイズルソウの実もしっかりと被写体となる。「秋の終わりって感じが出てるよねぇ」そういいながらファインダーを覗く、、、 |
急な階段を登って |
かん木帯を進む |
この日の天気についてふれていなかったが、、、薄い曇り空の切れ間から時々朝の日差しが注ぐ中の出発だった。しかしあの急な階段を登りきってかん木帯に入ったころから、青空が広がり始めたようだ。途中視界が開ける地点があって、ニトヌプリがクッキリと見えている。「まさかこんなに晴れるとは思わなかったね」予想外の天気は周囲の輝きに一段と美しさを与えていた。 さらに少し進み、大沼方面への分岐を分けて、いよいよイワオヌプリへと向かって行くのだが、、、、「ここで休憩」私達はザックを下ろした。 |
視界が開けてニトヌプリが見える |
イワオヌプリ分岐(左は大沼方面へ) |
この付近の紅葉がまた凄い、さあどんなふうに撮れば〜〜〜何処を狙っても見事である、「アンヌプリの手前に紅葉を入れて・・・イワオヌプリの斜面を彩る紅葉ももちろん捨てがたいしぃ〜〜〜」 私達は今年で3年連続でこの付近を歩いていた。しかし昨年同時期のこの付近は悲惨だった、いやニセコ山系自体の紅葉がそうだったのかもしれないが、とても美しいなどと言えるものでは無かった。それだけに今年に期待していたのだが、、、その期待通りの紅葉がまだまだ続いたのである。 |
南西斜面の紅葉 |
奥にニセコアンヌプリ |
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