今年は「山の花紀行」の管理人であるyamazさんに2度案内していただいた。音更山、ニペソツ山〜どちらも素晴らしい山行となった。「石狩沢からニペノ耳〜ペテトク沢を歩いてみませんか?」そんなお誘いにまたまた遠慮無く同行させていただく事になった。、koyaさんも一緒に! 2006年9月16日大雪ダムの駐車場に集合、koyaさんの車中で打ち合わせ?午後9時過ぎには眠りについた。翌朝はこの時期(紅葉シーズン)の一般車両通行止めに伴い臨時駐車場の受付で許可を貰い、一路クチャンベツ方向へと向かう、石狩沢への林道終点には3台ほどの車が止まっていた。出発準備をしている人達もいた。 私達も早速沢装備で準備完了、午前6時30分駐車地点を出発、yamazさんを先頭に石狩沢へと入って行く。 考えてみると(いや考えなくても)私達は今、あの悠久の石狩川の源頭を目指そうとしているのである。ここから流れ流れて、大雪ダムを経て層雲峡〜上川〜旭川〜深川〜滝川〜砂川〜江別〜〜〜そしてあの石狩湾に注いでいるのだ、何と壮大な山行ではないか!しかし現実には「どんな沢なんだろう、大丈夫かなぁ」ちょっぴりそんな不安を抱きながらの山行であった。 yamazさんはいつも通り淡々と進んで行く、おばさんが続き私が続きkoyaさんが続く。水量は多くは無い、どちらかと言うと川原を歩いたり浅い川床をジャブジャブと進んで行くイメージが強い、所々巻き道もある。 |
写真提供:koyaさん |
この日の天気はちょっと微妙だった。天気予報はまずまずだったのだが、どうもクルクル変わる予報に信頼がおけない。しかしまあそれほど悪化することは無いだろうとのことでの決断だった。 先行するグループと前後しながらの遡行となった。「このあたりで休みましょう」yamazさんがタイミング良く言葉をかけてくれる。ザックを下ろして地図を見ながら現在位置を確認する。 出発してから約2時間弱、標高1440m付近で滝が前方に現れた。yamazさんが右岸を巻いて登り、おばさんが続く、ここはちょっと慎重に通過した。段々傾斜が増してきた、水量は少ないものの高度差を感じながらの登りだから結構つらい。 |
標高1440m付近の滝を高巻く(写真提供:koyaさん) |
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標高1540m付近で左に美しい滝が現れた、直登沢へと続くルートらしい。付近ではこの時期でも花が楽しめた。何とエゾコザクラが咲きミヤマキンポウゲ、エゾノハクサンイチゲが・・・これから紅葉を見ようと言うのに〜〜うれしくなりながら、ビックリしながらシャッターを押した。 |
標高約1540m付近(直登沢からの滝) |
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ミヤマキンポウゲ |
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