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蘭越町と黒松内町の境界線上にある幌内山、二等三角点があり点名は「下幌内山」となっている。中山峠からニセコ町へ出て国道5号線を蘭越方面へ進み、JR昆布駅の少し手前から道道32号「豊浦ニセコ線」へ左折、道なりに約10.3kmほど進んだ林道入口が今回のスタート地点!その200mほど手前にもピンカリベツ川沿いの林道があるので間違わないように注意が必要だ。

この山はkoyaさんと今シーズン狙っていた山のひとつだった。それゆえに天気の良い日を待っていたのだが、、、
2006年3月15日、早朝札幌を出発、中山峠は視界不良の吹雪き模様、なかばあきらめモードで峠を下りて行くと、段々と視界が開けて来た。スタート地点に着く頃には青空も見えて来る。「これぞ日頃の行いさっ!」と言いたげな顔がそこにはあった。道路脇を除雪して駐車スペースを確保、9時20分山頂へ向かって第一歩を踏み出した。

林道入口
林道入口

「ん??」私は足元にズシンと感じるものに声をあげた。「重い、、、重いんじゃない?」「うん、重い!!」、どうやら気温も上がってきているようだ、林道には重い雪が積っていたのである。しかしこれはまだほんの序曲であったとは、、、

昆布川沿いの林道はすぐにグンと高度を上げるが、やがて下って幌内第二川を渡る。ここは堰堤になっていて深さ数センチほどの水量だった、スキーを外して渡る。

林道を行く
林道の登り

川を渡る
川を渡る

川を渡るとすぐ先に古いリボンの目印があった。ここからすぐに尾根に取り付けそうであるが、ここは帰路に使うことにして、更に林道を奥へと進む。送電線下を通過してから約300mほどの地点で小さな尾根に取り付いた。急な尾根をジグを切りながらグングン登って行く。

尾根取り付き

尾根取り付き

急な尾根を登る

ブッシュや沢地形に行く手を阻まれ、結局は密な林の中を強行突破!ホッとひと息つきながら411m標高点を目指す。振り返ると青空が広がっていた、そして前方にはなだらかな広い尾根が待っていた。

振り返る

なだらかな尾根上に出る
なだらかな尾根上に出る

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