ガスはどんどん流れ去って行く、青空が広がって来るのが実感として伝わって来る。「こんな事になるなんて・・・」私はこのあまりにもドラマチックな光景の変化に驚きを隠せなかった。1258m地点ではもう完全に青空はあきらめていた、ただピークだけは踏んでおこう、皆そんな気持ちで登ってきた結果がこれだった。「いいぞおぉ〜〜〜!、こりゃあもう最高だぁ!」雄たけびをあげたいくらいだった。しかしもう寄る年並みを考えるとそんな大げさな表現は出来ない。まあせいぜい「なかなか素晴らしいなぁ〜」と感嘆符抜きの言葉をかみしめる。

ズームレバーを引きながら一行の姿をファインダー越しに追う。このあとどんな光景が展開するのか、一時として目を離せない状況が続いていた。ガスはまだ周囲に少し漂っていたし、いつまた真っ白な光景に戻ってしまうかもしれない。

いよいよ・・・

のりちんズーム
おばさんをズームで

いよっ、かっこ良い!

見上げる斜面を3人が登って行く。登り切って遂に山頂部を視線にとらえた。と、その時白いガスが周囲を包みこむ、あわててシャッターを押す。おばさんとJAJAお姉さんがそんな中を黙々と登って行く。JAJA妹さんと私はカメラを構えながら後に続く、そんな構図が定番となりつつあった。
青空と流れる白いガス、そして小さな樹氷を散りばめた山頂部を目指して進む姿に「おぉ〜〜〜、かっこ良いぞぅ〜〜〜」「かっこいいよぅ〜〜〜」私とJAJA妹さんは大声で叫んでいた。

登りぃ〜〜

が、が、ガスだっ

幕開け〜〜〜
ついに山頂部が見えた!!!

心配していた山頂直下の斜面、事前の情報によるとクラストしていたりハイマツが飛び出していたりで、スキーによる登り、そして特に下りでは難儀しそうとの事だったのだが、、、昨夜の降雪はそんな状況を一変させていた。スキーでの登りに何ら支障は無いし、これなら下りもこなせそうである。

青空がグングンと広がってきていた、そのまま一気に山頂へ向かって登って行く。

さぁ〜〜もうすぐだよっ

ここを登れば

スキーコーナーへ

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