深まる秋彩

さて十石峠から一旦戻り、樹林帯のコルに下り立ちます。今まさに旬のウラシマツツジの紅葉が一際鮮やかに輝き、やはりまたカメラをむけてしまうおっさんであり、見つめるおばさんでありぃ〜〜〜

しかしこれから山頂にむけて標高差200m以上の一気の登りが待っていて、天気は良いのですが台風一過の影響か強風が舞っているようでもあり、、、二人は黄葉の樹林帯を楽しみながらゆっくりと登りはじめました。

ウラシマツツジ
ウラシマツツジ

樹林帯を抜けると待ってましたとばかりに強風が襲いかかります。「うん、ちょっと手ごわいぞ」でも飛ばされるような風ではありません、せいぜい帽子を押さえる程度。

それよりも高度がどんどんと上がるにつれて、展望がグングンと広がり、十石峠とポコを結ぶ柔らかいカーブの間からニペソツ山が顔を出しぃ〜〜〜

ニペソツ山
十石峠と(左)ポコの間からニペソツ山が顔を出す

ユニ石狩岳と1725mピークの斜面が交差しながら見事な構図で秋めいているわけでありぃ〜〜〜それはそれは美しく、苦しい登りをしばし忘れて見つめている二人だったのです。

交差
ユニ石狩岳からの斜面(右)と、1725mピークからの斜面が秋彩で交差している

登山ものがたり

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