title

2005年6月14日、おっさんとおばさんは横浜から里帰り中のYAMAちゃんを乗せて、羊蹄山比羅夫コース登山口に向かいました。薄曇りの空模様、そして結構蒸し暑いようです。登山口ではdaimajiさんと待ち合わせ、午前8時20分避難小屋へ向けて出発したのでした。

今回の行程は避難小屋泊の比羅夫コースピストンです。全員何回も登っている山でしたし、特に山頂に立とうと言う意欲も無く、かと言ってそれぞれに目標を持っての山行であり、、、おばさんにとっては夏の大雪縦走を控えたペース配分の確認であり、おっさんにとっては久々の縦走装備での山行に耐えられるか?との意識を持った山行であり・・・

登山口

そんな4名はとにかく急がずに、確実に避難小屋まで登ろうと、ゆっくりとしたペースで登山道を進み始めました。で、ちょっと気になっていたのがムシさんの襲来でした。今回出発前に虫よけスプレーを念入りにかけたのですが、、、「そんなの、関係ないもんねぇ〜〜〜」とばかりに、やはりムシさんはどんどんとまとわりついて来るわけであり、、、「きゃ〜〜〜っ、YAMAに近づくなぁ〜〜〜」と大の虫嫌いのYAMAちゃんも大声で叫ぶのですが、そんな声がムシさんに聞こえる筈もなく、、、、早くもポリポリと手足を掻きながら登って行ったのです。

登山道脇にはズダヤクシュが見事に咲いていました。以前にも書きましたが、今年はこの花をキッチリと狙ってみようと思っていて、、、今回は少し離れて群落のイメージ撮ってみましたが・・・

ズダヤクシュ
ズダヤクシュ

それともうひとつ、サンカヨウですが、、、この花は今年銭函天狗岳も登ったMIURAさんのページで、雨に濡れて透き通った花びらが紹介され、、、その美しさに惹かれていつかはと狙っていたのですが、

先頭を歩くおばさんの声「サンカヨウ、、、花びらが透き通ってるわっ」、おっさんはあわてて駆けよりカメラを構えたのでした。でもやはりMIURAさんのようには綺麗に撮れませんでしたが! ムードだけは何とかね!

サンカヨウ
サンカヨウ

やがて平坦な登山道も、尾根を目指して大きくジグを切りながら登って行きます。全員もう汗ビッショリです。でもまだ登りが始まったばかりなのですから、これから長い長い登りが続くのですから〜

比羅夫コースで標高差1548mです、今回は小屋泊装備、しかもこの時期にはまだ残雪もありそれなりの危険もあると考えれば、慎重に登っていかなければなりません。

尾根へ

尾根に上がると一旦なだかな登山道になります。このあたりから足元にはオオタチツボスミレがびっしりと咲き誇っていました。これが延々と続くのですから、、、今年何回もこの花を見ているとは言え、これだけの規模?になるとやはりため息が出てしまいます。

オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ

登山ものがたりへ

次のページ

HOME