吊り橋2001年7月1日(日)おっさんとおばさんは南暑寒荘前を出発しようとしていました。

天気予報はあまり良くはないのですが、曇り空ながらなんとかもちそうです。
「まあ今日はお花を見れれば、いいんじゃなぁ〜〜い」おばさんはそうつぶやき、午前6時30分スタスタと歩き始めたのでした。

2年前に登ったときより登山道は格段と整備されており、立派なつり橋、そして湿原に入ってからの、立派過ぎるくらいの木道に驚かされて、、、、、

午前7時50分湿原の大沼テラスへ到着です。
薄曇でしたが南暑寒岳と暑寒別岳が沼に映って美しいく輝いていたのでした。「うーーん、いいな、いいなぁ〜」おっさんはすかさずデジカメを取り出し、おばさんはアンパンを食べたのでした。

先についていた男性1+数名の女性グループはなにやら楽しそうにお話しています。
そしてそして、次から次へと出る出る食べ物、唖然とするおっさんに更に追い討ちをかけたのが、
「あじうり」でした。
なんと担いできたんでっすねぇ〜〜、「あじうり」が大好きなおっさんがヨダレをたらしながらみていると、「これからどちらまで?」と聞かれ
「ええっーー南暑寒岳まで行きます」「すごいぃ〜〜」「いえいえ、そんなにスゴクは無いですよ、
皆さんもどうですか?それだけ食べれば行けると思いますが、、、、、、では山頂で待ってまっすう〜〜」と冗談を言うと、ドッとうけたのでした。

大沼テラスより
中央が南暑寒岳、右が暑寒別岳

さて、いよいよ湿原散歩です。
雨竜沼湿原、約1時間ちょっと登りつめて、目の前に広がる美しい光景、これは結構たまりません。そしてそんな風景を目に焼き付けながら歩くのですから、これまたうれしくてたまらないのです。

花の時季としては、まだちょっと早いようでしたが、「チングルマ」「イワイチョウ」「ハクサンチドリ」「ショウジョウバカマ」等などが咲き乱れ、、そして
「ヒメシャクナゲ」の可愛いこと、、、、、「へっへぇぇ〜〜」おっさんは力いっぱいシャッターを押したのでした。それにしてもワタスゲが少ないのがちょっと気がかり・・・
おばさんもすっかり周りの光景に溶け込んで、気持ちよさそうに歩いています。


湿原を歩く

登山ものがたりへ

次のページ

HOMEへ