カタクリロード

残雪に覆われた斜面を登りきると、待ってましたとばかりにカタクリが咲きそろい、それはまだ蕾状態のものも結構ありましたが、登山道の両脇を延々と彩るわけであり、

こうなると楽しさ倍増、でもちょっと視線は真剣に白いカタクリを探し続けることになったのです。

カタクリロード

「斜面に一面に咲くのとはまた違って、登山道にズーーッと咲いているなんて、スゴイですね」そんなsakuraさんの言葉どおりこのカタクリロードは隈根尻山まで続くことになるわけで・・・

「ほら、この色がキレイよ、、、あっ淡い色ねぇ、、、そっちの咲き方がまた可愛いわ」などと話しながら進んで行く一行も、次第にトーンが低くなって来るわけで。おっさんとcountrymanさんのデジカメもカタクリからソッポを向き始めたのでした。

カタクリ1

カタクリ(ユリ科)
カタクリ2

いくつかのアップダウンを繰り返して進むと、やがて目の前にドーーンと切れ落ちた雪崩斜面が立ちはだかりました。844mピーク、ここが今回の稜線歩きで一番迫力があるところでしょうかね。

登山道もその切れ落ちた稜線上についているのです。見た目通りの辛い登りが始まり、しばらくはゼイゼイと喘ぎながらの登りとなるわけで、途中崩落した個所などもあり、ちょっと緊張しながら何とか登りきってほっと一息!

844mピーク
844mピーク

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