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2004年4月18日(日)、おっさんとおばさんは三石道の駅で目覚めました。朝焼けに染まる日高山脈、それはまるで今日の山行を祝福するかのようであり、期待に胸を膨らませながら一路えりもに向かう二人だったのです。

さて、今回のターゲットは豊似岳、この山は昨年も同じ日に登っていて、その素晴らしい展望にすっかり魅了され、今年もえりものkusanさんからのお誘いに、二人は何のためらいもなく同行させていただく事にしたのでした。

朝焼けに染まる日高山脈
朝焼けに染まる日高山脈

午前7時えりも町へ集合、今回のメンバーは地元の方々を主体に総勢20名、リーダーから「クマが2頭出没中」「エゾ鹿駆除対策によりハンターが入っていて、鹿を山裾に追い込んで狩猟している、この近辺を歩くのはもちろん、テントを張るのは非常に危険」とのお話しがありました。事前に入山届を出して十分情報を得ておくことが必要ですね。

閉鎖されたゲートを過ぎると目の前にはオキシマップ山〜豊似岳、そして反射板のある970.6mピークへと続く稜線がグーンと広がっていました。おっさんはこの光景が大好きであり、早速デジカメを取り出して、撮影モードに入るわけで・・・しかし風は強そうであり、ちょっと寒さも感じられ・・・

オキシマップ山
ルチシ山(左奥)、オキシマップ山(中央)、豊似岳(中央奥)

午前7時35分登山口をスタートです。先頭は昨年一緒に登ったnagaokご主人、一行は落ち葉を踏みしめながらゆっくりと歩きはじめたのでした。少し進んで尾根へとりつくとすぐに斜度のある登りとなり、柔らかいクッションを感じながら、そのままどんどんと登ります。

登り始め

一旦傾斜が緩むと視界が開け、前方には反射板と970.6mピークが見えてきます。ここで「まだまだ遠いなぁ」と思うか、「まずはあの稜線までだね」と観念するか・・・いづれにせよまだまだ山行は始まったばかり、ゆったりとしたペースで登って行きました。

970.6mが見えて
反射板と970.6mピークが見えて来る

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