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豊似岳、それは日高山脈の南端に位置する1105mの山です。昨年はその南東の787mピークを歩き、是非登りたいと思っていた山でした。
登山道は反射板のある970.6mピークまではあるようですが、豊似岳へは相当なハイマツ漕ぎ等になるようで、残雪期なら登れるというえりものkusanさんからの情報をもとに、昨年もお誘いをうけたのですが、どうしても都合がつかずに断念、2年越しに計画された山行だったのでした。

2003年4月18日午前7時30分、おっさんとおばさんはえりも町にいました。今回のメンバーは、えりも町のkusanさん、nagaokさんご夫妻、そしてoyamさんの4名とご一緒です。

豊似岳方面の展望
オキシマップ山(左)、豊似岳(中央奥)、反射板を経て970.6mピーク(右)

国道336号の追分峠から閉鎖された肉牛牧場へ入るとまもなくゲートがあり施錠されています。ここから約3kmほど入ると登山口です(標識あり)。

午前8時5分登山口出発です。天気は??快晴、無風、、、あ〜〜〜これ以上は無いぞ、と言うような、そんな山行の火蓋は切って落とされたのでしたぁ(相変わらずオーバーな表現だぁ)。
なだらかな登山道は373m地点を過ぎて尾根へとりつき、カシワ等の木々を潜り抜けるように、深く積もった落ち葉を踏みしめながら斜面を登っていきます。

登山道と言ってもせいぜい踏み跡程度、それもシカの足跡がしっかりとついていて、まるでエゾシカに案内してもらっているかのようでした。所々にぶら下がっているテープが結構目安にはなっていますが、1本尾根ですのであまり問題は無いでしょうね。

登山口標識
尾根へとりつき

木々がちょっと途切れて前方を見上げると反射板と970.6mピークが見えてきました。ふと横を見るとシカの遊び場のような個所があり、、、遠くの山肌にはエゾシカが群れをなして歩いているわけで・・・・・そうそう、この付近は冬期にはエゾシカ狩猟期間がありますので要注意ですね。

やがて見晴らしの良い広い急斜面を気持ち良く登るころ(本当か??)振りかえるとえりも岬が見えてきて、気分は除々に高まってくるわけであり、そんな時はきまってキツイ時だったりして、ゼイゼイモードの一行は思わず「休憩だぁ〜〜〜」と叫ぶのでした。

急斜面を登る
標高600m付近の登り

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