小屋の南側斜面を(ユートピア)滑る

斜面1

1昨年来た時は全く滑る意欲がなく、案内していただいたadaさんが一人で滑った極楽斜面である。私は今回の計画を練った時に、この斜面滑走のオプションを組み込んだ。山スキーを始めて3年目、「今年こそ滑ってみたい!」そんな欲求にかられていたからである。

「さあ、行きましょうか」いきなり小屋の前の急斜面を登り始める、深雪のきつい斜面を大きくジグザグと、キックターンを繰り返す。高度があがるにつれて一面真っ白な斜面が広がって来る。ラッセルを交代しながら984m標高点の手前まで登る。

シールを外す、koyaさんがすぐにぶっ飛ぶ、、、私は最初の急斜面をちょっと慎重に滑りはじめた、気温はちょっと高いようだが、意外と軽めの雪だ。koyaさんが下からビデオを構えて餌食到着を待ち構えている。
悲しき性か・・・カメラのレンズに向かって私はギアをトップに入れた。
あ〜〜〜この感触である、滑る、浮く、、、切り返す、思ったより浅く軽い雪が足元を舞いあがる。

おっさん

countrymanさん、yamaonさんも軽快に降りてくる。最後にはkamiさんのテレマークが豪快にしめる。         

                   
                   countrymanさん

          kamiさん
【滑降シーン写真提供 koyaさん】

私は「もう1本行きましょうか」と提案した。「そろそろ晩御飯の準備をしなくてはね、、、」そんな冷静な一行の判断に私は頷いた・・・トホホホ!

スキーコーナーへ戻る

次のページ

HOME