=prologue=

おっさんとおばさんの今回のターゲットは東大雪最高峰ニペソツ山でした。
2001年9月14日(金)おっさんは仕事を終えて帰宅するとすぐさま車へ飛び乗り、大雪湖ダム駐車場へ向かったのでした。
2週連続悪天候のため計画を断念していたおっさんでしたが、何故か今回は自信ありげです、何故って今回のメンバーは
「countrymanさん」「プリテイkobutaちゃん」そしておっさん&おばさんの晴れ男、晴れ女の集団だったからなのです、、ウヒーーーッ!
さて翌朝午前5時、まだ薄暗い駐車場を出発、ニペソツ山(十六ノ沢コース)登山口を目指しました。
雲が山々を覆い「ああぁ、こりゃあ駄目かもしれんなぁ」と大きくため息をついたおっさんなのでした。車が三国峠のトンネルを抜けた時でした、
「ああ、、、あっ、、あれーーーーっ」おっさんとおばさんは叫びました。薄曇の空にどっかーーんと山々が広がったのです。「いいぞーーーおぉぉ、、、」「きっと見れるわね」二人は車の中で大声をあげたのでした。

さて先週の大雨でいつもの林道は決壊し、シンノスケ迂回林道を経由して(林道の距離は約23km、大変良く整備されていました)登山口へ。
午前6時15分いよいよ出発です。
countrymanさんを先頭にどんどんと登っていきます。

思えば昨年はyamaonさんと3人で好天のもと山頂を目指し「絶対見れるぞおおおーー」と確信しながら登ったのですが、突然雲が湧きあがり、結局視界不良、しかも下山時は小雨とくやしい思いをしたのです。

今年こそ、そんな思いがおっさんとおばさんにはあり、昨年もくっきり登山だったというcountrymanさんのツキにもかけていたのでした。今のところ薄曇ではありますが、視界は良好なようです。登るにつれて秋色がまわりを包むようになってきました。

彼方にはウペペサンケ山が
彼方にはウペペサンケ山が
そして木々の間から小天狗岳の斜面を覆う紅葉が美しく輝き出し、石狩連山やウペペサンケ山が見え出すともう一行は一気にヒートアップ、

「ほらほら、来たよ、来たよっ、、、「こりゃあ、いいじゃないですか、去年登った時よりすごいよ」countrymanさんも思わず大声をあげます。

「おおおっっ、き、き、きれいだーーー」おっさん、「スゴイスゴイ〜〜」おばさん、「うわーーっきれいーーっ」とプリテイkobutaちゃん!!

登山ものがたりへ

次のページ

HOME