展望を求めて、おっさんとおばさんの飽くなき山歩きは続く
2日で1山???  無意根山(1464m)

ぬかるんだ道を行く2003年11月1日(土)、三連休の初日でした。天気予報は晴れマークです。
さてさてせっかくの連休ですけど、ずーーーっと登り続けているし、そろそろタイヤも取り替えたいし、、、そんなこんなで札幌近郊の山「無意根山」へ向かったのです。

薄別コース、今まで2回登っているのですが、残念ながらその展望を確認するに至っていません。今日こそこの手中に・・・

午前8時20分、二人は元気良く登山口を出発しました。この時期としては異例の暖かさです、ポカポカポカポカ、、、「こりゃあ、気持ちが良いなぁ〜〜〜」などと上機嫌で叫んでいた二人ですが、まもなくぬかるんだ登山道が周囲を支配?しはじめ、「おっととーーーズボッ!!」叫び声やら滑る音やらが周囲にコダマするようになるのでした。

「あらっ、、、可愛いね」足元にはツルリンドウが木々の枝に巻きついて赤い実をつけていたのです。「ほらっ、、、こっちにも」「いやいやこれの方が・・・」おっさんも久々にマクロ撮影を楽しんでいました。

ツルリンドウの実

エッチラコッチラと登って一汗かくと、なだらかな登山道は少し下って、小さな沢を渡るのですが、、、橋がボッキリと折れていました、「足元注意だよ!」。

2本の木をしばりつけてあるのですが、折れた部分の片方は完全に切り離れていますので、足を乗せると沈みますのでご注意を!

折れた橋

ここを通過するとお待ちかねの「大蛇ケ原湿原」に到着です。枯れた湿原は思いがけない陽光の下、明るく寂しさを感じさせない光景だったのです。

「もう少し寂しさが欲しいんだけどぉ・・・」おっさんはちょっと不満気でしたが、天気が良ければ展望良し、そんな期待を胸にシャッターを押していたのでした。

大蛇ケ原湿原

登山ものがたり
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