火口壁を辿り雌阿寒岳山頂へ向かう

心配していた風もほとんどありません、青空です。
8時20分7合目です。ここから直接阿寒富士コルへと続く踏み跡がありますが、今回はまず雌阿寒岳から登ることにしました。真っ白い噴煙がまいあがっています。

噴煙がまいあがり
真っ白い噴煙がまいあがり

8合目が阿寒富士への正規な分岐で標識もあります。

さあ、いよいよ火口壁へ向かって歩き出しました。噴煙の流れが気になります、それほど活発な活動を続けている火山なのですね。黒々とした阿寒富士を背景にゴーゴーと音をたてながら真っ白い噴煙を吐き出す噴火口脇を登ります、広大です、すごい迫力です。

阿寒富士を背に噴煙の脇を
阿寒富士を背に、噴煙を吐き出す火口脇を通り

火口壁の彼方の頂点には山頂部が、そして一気に絶壁となって火口に落ち込み、そこには神秘的とも思えるような青沼が見えるのでした。

山頂部と火口に佇む青沼
青沼と山頂部

さあ、もう少しです。山頂部の小さな人影を見ながら進みます。やがて阿寒湖畔コースとなる剣ケ峰から続くルートが合流するともう山頂は目の前です。

山頂が目の前に
山頂が目の前に

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