今日こそこの手に展望を・・・青空の下おっさんとおばさんは林道を歩き始めた
喜茂別岳〜並河岳(中山峠林道ルート)

2004年3月21日、おっさんとおばさんは中山峠駐車場に着きました。透き通るような青空が広がり、羊蹄山はもちろん尻別岳、昆布岳やニセコ連峰がくっきりと見えています。「よっしゃ〜〜今日こそ、今度こそ展望はいただきだぞ」おっさんは拳を弱々しく握りながらブツブツと呟いていました。

今回の山行は中山峠駐車場(ローソン前)向かい側の林道から、喜茂別岳〜並河岳を目指そうというものでした。喜茂別岳は過去2回登っていますが、いづれも天候不良でくっきりとした展望を得ることが出来ず、密かに?狙っていたルートなのです。

林道をスタート

天気予報はまずまず、おまけに一面に広がる青空、もうすっかり舞台装置は整い、おっさんはしてやったりの笑顔だったのでした。
間もなくkoyaさんとcountrymanさんが到着、07時45分林道へと歩を進めたのでした。前日のものでしょうか、スノーモビルのトレースがくっきりとついています。

先頭を行くおばさんが何故かすごく速い、20分ほど歩いたところで思わず「ちょっと休みませんか〜〜〜」の声、アウターを脱いで一休み。「あっららぁ〜〜〜もう見えてますねぇ!」koyaさんが余裕をもった声で叫びました。そうなんです、もうくっきりと目指す山々が見えていたんです。

目指す山々がぁ〜〜〜
左から喜茂別岳、並河岳、中岳、無意根山

喜茂別岳から並河岳、更に中岳、無意根山と続き、、、目指す山はまだまだ遠く、しかし今日の山行の前途を祝福するかのような青空は、一行がこれから手にする展望を予感させるかのようであり、、、
もちろん小喜茂別岳の彼方には、羊蹄山(蝦夷富士)が華麗に浮かんでいて、「いっや〜〜〜もうもうたまりませんねぇ〜〜〜」一行はニコニコ笑顔を振りまいていたのです。

羊蹄山
小喜茂別岳の彼方に浮かぶ羊蹄山(蝦夷富士)

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