プロローグ |
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おばさんは山頂の岩に腰掛けながら、カムエクを見つめていました。「スゴイわねぇ〜〜〜あれがカムエク、、、もうここから見てるだけで十分だわ!!」 静かな二人占めの山頂に広がる展望はあまりに贅沢すぎる光景でした。おっさんは少しだけズームを使って写してみました。 |
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カムイエクウチカウシ山、それはおっさんとおばさんにとっては、見るだけの山!なのか〜〜〜 カールに張りつくように白い雪を散りばめたその山容は、まるで挑発するかのように聳えているわけであり、、、その迫力に恐れを為すのか、いやいや受けてたつのか・・・ |
ブランク 「今年は一緒に行きませんか、カムエク! 昨年は展望が得られなかったし、又行こうと思っているんですよ」そんなkoyaさんの誘いに、私達はうろたえていた・・・山登りを始めた頃には、登られた方々のカムエク報告を見ながら、決して登ることは無い山だと思っていた。 しかし、昨年10月に十勝幌尻岳から見たカムイエクウチカウシ山、その瞬間に長年の呪縛から解放されたかのように、心は動いていたのかもしれない。 2004年8月7日(土)、札内川園地でkoyaさんと私達は夕食をとりながら、翌日の山行について最終打ち合わせをしていた。七ノ沢出合から八ノ沢出合へ、八ノ沢を辿り三股から一気にカールまで登りつめる。カールでテント泊、翌日は天気次第でピラミッド峰〜カムエク! その後下山。 八ノ沢出合でテントを張り、翌日日帰り装備でカムエクを目指す人も多いようだが、「いやぁ〜〜〜あのカールが素晴らしいんですよ」koyaさんの熱っぽい言葉に、私達は大きく頷いていた。 今年に入ってから、神威岳で沢歩きと連続の急登、縦走装備で緑岳〜高根ヶ原〜忠別岳〜忠別岳避難小屋テント泊〜五色岳〜沼ノ原と踏破。更に石狩岳のシュナイダーコースも予定していたがどうしてもスケジュールがとれず、この日を迎えたのだった。 8月8日(日)6時20分、私達は車止めから七ノ沢出合まで約6km強の道のりを歩き始めた。すでに沢装備での歩行である。 今回koyaさんは全行程を沢靴で通すと言う。私達は重くはなるものの、登山靴をザックに入れてカールからの登りに備えていた。そして転倒や落石等に備えてヘルメットを着用した。 |
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歩く事約1時間半、七ノ沢出合に到着である。ほとんど風も無く、日差しも強い林道歩き、重いザックを背負って一汗かいたこともあり、ここで30分ほどの休憩をとった。かなりの暑さである、山ではほとんど半そでのシャツを着ない私であったが、今回は暑さ対策も考えTシャツ一枚でカールまで向かうことにした。 |
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8時25分、いよいよ八ノ沢へ向かって沢歩きの始まりである。左岸、右岸と渡渉を繰り返して行く。巻き道が多くて、あちこちにテープがぶらさがっている。これなら巻き道主体でも登れそうである。 |
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