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夏道を進む2002年12月31日、えっ??大晦日ですよ??と思われるかたもいる、いやいやほとんどの方々がそうお思いでしょうが、そんな苦言を無視して?おっさんとおばさんは支笏湖手前のヘアピンカーブにある駐車場にいたのです。

ここはイチャンコッペ山の登山口のすぐ前であり、今回は前日koyaさんからのお誘いをうけ「ハイヨー」とばかりに勇んで来たのです。
「どうも最近は天気は悪いしイマイチの山歩きばかりだから、今年の登り納めとしてはグッドじゃないの!」まもなくkoyaさんも到着して、午前9時30分登山口を出発したのでした。

天気は??うん、ちょっと日が差してはいますがおおむね曇りと言ったところでしょうか。

さて、イチャンコッペ山へ登ったことがある人はご存知でしょうが、登山口から一気の急登が続くわけであり、シールをつけたスキーもズルズル滑り落ち、思わず沢へ逃れて進むのですが雪量が思っていたよりは少なく、ブッシュが行く手を阻むわけであり、なんとか最初の部分をクリアして又夏道へ戻ったのでした。

ブッシュ&ラッセルに悪戦苦闘相変わらずキツイ登りが続きます、風も無く汗ビッショリになりながら思わずアウターを脱ぐおばさん、

ペットボトルの「アミノサプリ」をごくりと飲み干し、さあ頑張るんばぁ〜〜〜と又夏道沿いに登り始めるのですが標高500m手前からの斜面にギブアップ、
早々と標高約570mのコルを目指してトラバース気味に進みだしたのです。

ここでも以外と少な目の雪が一行を苦しめます、笹の上に積もった雪にスキーを踏み込むと、フニャーーと落ち込むわけで、その何とも言えぬ感触に「あっれーー」と叫びながら、、、そして大小の木々や笹が行く手を阻み一向にペースはあがらず、「こりゃあちょっとシンドイね」と思わず時計を睨むおっさんだったのです。
しかし振り返って見下ろすと雲間からの日差しが支笏湖の水面を照らして光り、まわりの木々と溶け込んで見事な雰囲気をかもし出していたのでした。

支笏湖が光り輝き
雲間からの日差しで支笏湖が輝きぃ〜〜〜

さて所々でキックターンをしながら、かといって登り過ぎないように、樹木の間をすり抜けるようにして進み、785mの反射板を遠く確認しながら、ほぼ水平にトラバースしてコルへ到着です10時54分。

遠く反射板が見えてくる
遠く反射板を確認しながらコルへ向かう

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