アップダウンを繰り返しながら

標高765m地点は登らずに南側のコルへ抜けると、送電線と交差しました。そして目の前には一部真っ白な雪崩斜面は見えるものの、木々に覆われた870mピークがどっかと立ちはだかるわけであり、、、「何かブッシュがうるさそうですね」おっさんはそう不安気に呟いたのでした。

送電線下にて
送電線下より870mピークへ向かう

870mピークが近づくにつれて尾根は細くなり、東側には雪庇が張りだし、反対側は濃いブッシュに阻まれ、(ここは雪面もクラストしていましたし、天気の悪い時など十分な注意が必要ですね)慎重に登りながら北側へと回りこんで行きました。(870mピークには登りませんでした)

しかしこの北側斜面はかなりのブッシュで覆われているうえに、急斜面でもあります。木々を交わしながらなんとか高度を保ち、870mの西側のコルにでました。ふ〜〜〜っと休憩です。

張り出した雪庇
張り出した雪庇に注意しながら細い尾根を行く

コルからは更に50m程の標高差をアップダウン、木々の間からやっと百松沢山の山頂部が見えてきたのです。「う〜〜ん、どうやらあれだな、まだ結構あるじゃないの」おっさんはちょっと疲れ気味に呟いていました。

山頂部
木々の間から山頂部が望まれる

そしていよいよ山頂直下です、残すところ高度差約150mの登りです。その程度なの?と思うでしょうが、既に出発してから4時間弱たっていました。

そしてあまり深くはないのですが、延々とジャブのように効いてくるラッセル!それは結構ツライものがあるわけで、若さいっぱい?のkoyaさんだって結局俯くようになるわけであり、、、

山頂への登り

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