2003年9月22日(月)、20時過ぎに帰宅したおっさんはテレビの天気予報を見てアングリ、何と明日は全道的な晴れマーク・・・「こっりゃ〜〜スゴイ天気だねぇ」「そうなのよ〜〜〜」、、、しばしの沈黙のあと突然おっさんは叫びました「ヨシ、行こうこれから行こう」 こう決まるとおっさんとおばさんの行動は凄まじいサイクルで回るわけで、晩御飯をパクパクと食べるおっさんを尻目に、おばさんは食料、飲み物を準備しているわけで、おっさんは食事が終わると車中泊用のシュラフ、装備の点検(このあたりはチェック表を作成して忘れ物が無いようにしています)、 さあっとばかりに車に乗りこみ一路富良野へと向かったのです。午前0時少し前に十勝岳温泉凌雲閣横の駐車場へ到着、満天の星空のもとシュラフにもぐりこんだのでした。 |
安政火口への遊歩道を進む |
さて、今回のターゲットは富良野岳!山には相性というものがあるようで、この山ではいまだ全貌を確認していません。今年も登山口で悪天候のため断念、今回は4度目の挑戦となったのでした。 翌23日(祝)結構寒いのですがどうやら天気は最高のようです。フリースを着て午前6時35分、二人は登山口を出発したのでした。 朝日が照りつける安政火口へと向かうヌッカクシ富良野川に沿った遊歩道、おばさんもうれしくてしょうがないようで、あたりの紅葉を楽しみながら進んで行きます。 そうなんです、まだこのあたりでは紅葉が素晴らしく、駐車場には「紅葉まつり」と書いた旗が立てられていました。 |
前方に安政火口が見えて来る |
やがて目の前に安政火口が近づいてくると、逆光に映えながらまるで飛びこんで行くような光景に見えるから不思議です。「いいぞ、いいぞ〜〜〜」おっさんはそう呟きながらシャッターを押していたのでした。 安政火口手前から対岸に渡り(涸れ沢)、大小の岩をさばきながらと進むのですが、周りを彩る秋色はしっかりと輝きはじめ・・・ 「う〜〜〜ん、いいぞぉ〜〜〜でもまだちょっと明るさが、、、帰りだね、きっと素晴らしいと思うよ」おっさんはそう言いながら歩いていました。でも大丈夫かなぁ〜〜〜下りて来る頃には雲が、、、なんてことにならなければ良いですが、、、どうやら以前の教訓はすっかり忘れているようです。 |
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D尾根を回りこみ眼下に広がる紅葉を楽しみなが、なだらかな斜面を進みます。やがて前方には富良野岳がちらっと見えてきました。 上ホロ分岐を過ぎ、いよいよそれは全容を見せるわけで、「ほいほい、来るぞ、くるぞ、、、〜〜〜」 |
富良野岳が頭を出して |
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