title

2002年6月1日、素晴らしい天気です、、、おっさんとおばさんは恵庭岳登山口に立っていました。
この山は1999年に視界不良でなーーーんにも見えない時に登っているのですが、そのうち登ろうと思っているうちに登山禁止になり(岩塔部崩壊の危険性ありのため)、第2見晴台までは登れるという情報で今回の挑戦となったのです。

登山口には「第2見晴台から先への登山は崩落危険のため禁止」「5月29日にクマ出没情報、、、」
オオーーーっコワッ!!おっさんとおばさんは熊よけ鈴を大きく振りチャランチャラン、、、「これで気がつかないクマさんは鈍感すぎるどんかん!」などと訳のわからないオヤジギャグを言おうとしたおっさんは、そのツマラナさに思わず黙り込んだのですアレーーーッ。

さて午前7時登山口出発です。砂防ダムを過ぎて沢地形の樹林帯へ入ります。足元は大小の岩石で歩きづらいですから注意が必要です。
3合目を過ぎて尾根へとりつき、どんどんと斜面を登っていきます。やはりムシさんがブンブンと馴れ馴れしく?近寄ってきます。今日のおっさんとおばさんは登る前にしっかりとハッカスプレーをかけていましたが、ムシさんも心得たもので遠くになり、近くになりと、まとわりついて来るのでした。
そんな格闘もシラネアオイやツバメオモトの群落がしっかりとおばさんの心を捉え、おっさんはデジカメを握り締め、、、そして斜面の傾斜が更に強くなり、いよいよ核心部が迫ったことを感じつつ、、、、

ツバメオモト
ツバメオモト

お待たせしましたぁーーーとロープが目の前に現われ、最初は簡単にスイーーっと通過、そして「登り専用」「下り専用」と書かれたロープ場がぁーーー

さあ、ここはやはり要注意です。足元がズルーーーっと滑りますし、落石の危険もあります。おばさんがクリアしたのを確認しておっさんも一気に登りきりました。ほっと一安心、、、

ロープがぁ
ロープがぁ〜

そして目の前が突然パーーーと開け見晴台へ(7合目)8時50分。

「オーーーーッツ」「スゴーーーイ」おっさんとおばさんは立ち尽くしましたぁーーーえっ??どんな展望なのかって?早く見せろって??まあまあこの先の第2見晴台までお待ちくださいよ。それでは先へ進みましょう。

見晴台へ(7合目)
見晴台へ(7合目)

登山ものがたりへ
次のページ
HOME