大展望にウナルおっさん ウットリおばさん!!この時期に花の山?
アポイ岳(810.6m)冬島旧道コース

入山ポスト2000年11月25日(土)ピセナイ山に向かっていました。
天気は上々、「こりゃあ最高の展望間違い無しだぞーー」おっさんはつぶやき、おばさんも「そうそう、絶対そう」と確信していたのでした。
さて、静内町から静内ダムへ、そして林道へ進もうとしたときでした。
「車両通行禁止!!工事中のため」という看板が・・・・・「えーーっ、そ、そ、そんなーーーあーー」。

力無く静内町方面へ戻り始めた時でした。前から見覚えある車が、なんと静内のotsuさんだったのでした。しばらくぶりの再会を喜び、そのままアポイ岳へ向かうことにしたのです。
アポイ岳といえば、今年の5月にピンネシリからアポイ岳まで縦走しましたが、その時もotsuさんと一緒でした。あの春から夏にかけての賑わいがうそのように、誰も登っている人はいないようです。
10時15分、otsuさんを先頭にアポイ岳登山口出発です。


馬の背へ向けて雪は全く無く、静かな登山道をゆったりと進みました。天気は相変わらず素晴らしく、もうその展望は期待されるわけで・・・・・・
11時10分5合目の休憩小屋へ到着です。目の前には抜けるような青空の中に、アポイ岳の山頂がくっきりと見えています。

早く馬の背まで登りたい、そしてその展望をこの手にしたい、そんな気持ちを押さえながら、大福もちを食べる一行だったのでした。
なぜ?なぜに大福もちじゃないといけないの??

さて、そんなこんなで(どんなんだい?)11時25分馬の背へ向けて出発です。ここからがいよいよ本格的な登りになります。結構きついのですが、振りかえると様似海岸が大きくひろがり、そして前方には紺碧の青空が広がっていて、さあ、登ろう登ろう、あと1歩、そして11時50分ついに馬の背へ・・・・・・


大展望を目の前に

「すっごーーーい、きれいーーーー」おばさんが思わず叫びました。おっさんもかけ登りました。「ああああああーーーーーこれだあああああーーーー」遠く日高山脈の南部の山々が雪化粧して真っ白な山容を見せているのでした。
そしてアポイ岳から吉田岳、ピンネシリと続く山並み、3度目にしてやっとつかんだ大展望だったのでした。
Otsuさんは早速カメラを取り出しパチリ、おっさんもパチリ、おばさんはうっとりーーー。
「最高だねえーーーこれだよ、これこれ、山の魅力はこれだああああああーーー」相変わらずオーバーな表現のおっさんだったのでした。

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