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6年ぶりの札幌岳ではあったが、正確に言うとそれは当てはまらない。と言うのはこの山には2年前の春先(3月末)に山スキーで登っていた。しかしそれは夏山とは全く違って、まだほとんど雪に埋もれた山への山行であったから、夏山の報告としてはやはり6年ぶりと言うことになる。

誰もいない山頂、ジリジリと照りつける暑い夏の日差しをためらう?ことなく受け止めて〜青空に包まれた展望が展開されていた。大きな岩の上に腰を下ろす、、、「おっ、、、あつい・・・」思わず立ち上がった。空沼岳から漁岳、その奥には恵庭岳と樽前山もちょっと姿を見せている。

空沼なんか
空沼岳と右に恵庭岳

恵庭など
恵庭岳と漁岳、右手前に狭薄山

更に白老三山と奥には徳舜瞥山とホロホロ山が見え、、、、尻別岳が見え、、、そして羊蹄山は・・・期待を裏切るかのように雲間に隠れ〜でも喜茂別岳から無意根山へとなだらかに続く山並み・・・遠く手稲山〜〜〜藤野三山と札幌市街等々。

徳舜、ホロホロ
左手前にうっすらと白老三山、中央に徳舜瞥山とホロホロ山

無意根山
小喜茂別岳〜喜茂別岳〜並河岳〜中岳〜無意根山へと続く山並み

札幌市街
札幌市街をのぞむ

一通りカメラにおさめてから腰を下ろす。冷たいコーヒーが喉を伝って落ちて行く。パンを頬張り、フルーツを食べながらゆったりとした一時を過ごす。「沢から登った時もこんな天気だったよね」「そう、暑い日だったわ」、「そう言えば空沼岳に縦走した時も確か良い天気だったよね」・・・遠い昔?を思い出しながら空沼岳方面へと続く山並みに視線を向けた。

「こんにちは〜〜〜」次々と登って来る人達が到着する。入れ替わるようにして下山を開始した。気温は更に上がってきているようだ。すれ違う人達は皆汗ビッショリである。「こんにちは〜〜〜」さすがに交わす言葉は少ない。
冷水小屋でほとばしる水に手を差し出した。その冷たさがたまらない〜〜〜

12時55分、登山口に到着である。車の中は凄い暑さだった、、、窓を開け放して装備を解き、エンジンをかけてすぐに走り去る、、、次の目的地?に向かって・・・



コースタイム(含休憩時間)
登山口 07:05  林道交差 07:50  冷水小屋 08:35  札幌岳 10:10−10:50  冷水小屋 11:45  林道交差 12:20  登山口 12:55


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