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やっと北海道にも暑さが、、、前日に近郊の花めぐりを終えて天気予報を見た。どうやら翌日は天気が回復してきそうである。「どうしよう、大雪にする?それとも近場?」ちょっと戸惑いながら「久々にどうだろう、札幌岳なんか〜ちょっと探したい花もあるしさ」「そうねぇ、札幌岳は6年前に空沼岳へ縦走して以来だもんね」

2007年8月12日午前7時5分、登山口を出発した、この暑さである、早めに登って暑くなる前には下山したい〜そんな気持ちもあった。登山口の駐車スペースには1台の車しか止まっていなかった。「やはり暑いからなのかなぁ〜〜〜」札幌近郊の比較的気軽に登られる人気の山である、きっともう登っている人が沢山いると思っていたのだが!

まっすぐに樹林帯へと入って行く。すぐに日差しは遮られちょっと薄暗い登山道を進んで行く。例のうっそうとしたカラマツ林もこの暑さを遮るには心地良い。最初の渡渉地点には丸太橋がかけられていた、慎重に渡って行く。

スタート
登山口を出発

カラマツ林
カラマツ林

丸太橋
丸太橋を渡る

約45分で林道へ出る、ちょっと休憩しながら水分補給に余念が無い。風は無い、暑い、とにかく暑かった〜〜〜ここまではほとんど平坦な登山道である。しかし汗がすぐに滴り落ちるのだ。なんとなく体のだるさを少し感じるのもこの暑さのせいだろうと思っていた。救いは冷水沢に沿って進んで行く登山道、樹林に囲まれて直射日光を遮る〜〜〜

札幌岳は前述の通り、6年ぶりであった。それも空沼岳への縦走を目的としていたため、ひとつの通過点となっての報告だった。その前は蝦蟇沢からの登頂だったし、その前はまだ登山を始めたばかりの頃であった。「あまりレポートしていないし、ちょうど良い機会かもしれない」そう思いながら進んで行く。

沢に沿って
冷水沢に沿って

しっとりと

さて、今回はちょっと見たい花があった。以前からネットで見て気になっていたのだが〜〜〜「果たして咲いているのかなぁ」ほとんど期待薄だった、、、場所が全く不明だったし、時期的に今なのかもあまり詳しくはわからない。特に今年のこの天気である、毎年見ている花だって、なかなかその開花時期を掴みずらい状況だった。

そんな困難な?状況の中で・・・結局目的の花に辿りつくことは出来なかった。「まあ、またの機会だってあるし・・・」と言いつつひたすら俯き加減に登って行く・・・滴り落ちる汗をぬぐいながら〜〜〜

アジサイ
エゾアジサイ

クロクモ
エゾクロクモソウ
クロクモ2

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