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3連休の初日は平山の紅葉を楽しんだ。そのまま車中泊して中日はゆったりと散策、翌日は黒岳との予定だったのだが、中日の天気は雨模様だったので一旦札幌まで帰った。そして翌日の午後には札幌を出発して層雲峡に向かったのだから、、、まぁ物好きと言われればその通りかもしれない。
層雲峡温泉の駐車場に着いた、、、隣にどうも見覚えのある車が止まっていた。「ひょっとして〜〜〜」そう思いながら車中を整理してシュラフを広げ準備万端、夕食前のビールを飲もうと思っていたら、、、やはりそうだった、このHPの最初のリンク先でありもちろん山の大先輩、「一人歩きの北海道山紀行」の管理人sakagさんだった。久しぶりのうれしい出会いに会話が弾む、そしてMakonianさんを紹介していただく。山友の輪がまた広がって行く。

2007年9月17日、目覚めると駐車場はいっぱいの車で埋まっていた。もちろん山へ向かう人がほとんどである。早々と移動して他の目的地に向かう人達もいるが、、、大半はここから黒岳方面へ向かうのだ。朝一番のロープウェイは6時始発、ツアーの人達も含めて満員である、さながら通勤ラッシュの乗り物と言った感もある。一気に5合目まで上がって、そこからリフト乗り場まで歩いて行く。

リフトに乗って7合目まで向かう、、、前方に色づいた黒岳の山頂部を見て「わぁ〜〜〜ほらほら、、、始まってるよぅ」そんな叫び声が聞こえる。

リフト乗り場へ向かう
5合目のリフト乗り場へ向かう

紅葉が〜〜〜
リフトから山頂部を見上げると

一般的には7合目が登山口となる、もちろん下から歩いて登ることも出来るらしい。ここで登山届けを記入するのだが、、、混雑しているのだ〜記入するだけで待ち時間となる。紅葉時期とか混雑する時にはもう少しうまく整理出来ないのだろうか・・・そうそうここで記入する時の注意事項:記入した用紙のナンバーを覚えておくことである。これを覚えておかないと下山時には探すのに大変なことになってしまう。

黒岳登山道は大変良く整備されている。頂上まではジグザグと登って行く一本道なので迷う心配は無い。大小の岩や階段などが続いているのだが、、、濡れている時には滑りやすい。ロープウェイとリフトで一気に7合目まで登ってこれる手軽さからか、軽装の人も結構いるらしいが、、、ここで標高1700mである、ちょっとしたお花や紅葉散策と言うわけにはいかない。しかもこの時期になると寒さが伴うから装備には十分な注意が必要だろう。

7合目登山口
7合目登山口

さあ、いよいよ

登るにつれて登山道脇や眼下の山肌の紅葉に目を奪われるようになり、、、そしてマネキ岩を見る時には思わず「わぁ〜〜〜綺麗だぁ〜〜〜」と叫んでしまう。他の方々の写真で何度も見ていた「絵」がいま目の前に展開されていた。

「すごいねぇ〜〜〜」「こっちからのほうが綺麗よっ」あちこちでそんな歓声が上がっていた。マネキ岩を赤、オレンジ、黄色、緑・・・彩りで飾る。背景に白い雲も流れて(帰路)一段と色彩を鮮やかにしてくれた。

見下ろす

これがマネキ岩
マネキ岩

今までも何度かこの光景を見ようと計画したことがあった。「混みあうからなぁ〜〜〜」と二の足を踏んでいたのは確かだったが、、、今年はここの紅葉をと決めていた。当初の予定では黒岳から北海岳経由で小泉岳、赤岳、そして銀泉台へ降りるつもりだった。「ちょっと待ってよ、、、雲の平の紅葉も良いんじゃない?」とあるブログでの情報に私達は色めきたった。
「そのまま北鎮岳まで行ってピストンするのも良いぞ」「そうね混雑している銀泉台に降りて満員のバスに揺られて層雲峡に戻るよりも、ゆっくり紅葉を楽しめそうね」、黒石室から北鎮岳まではそれほどの混雑は無いだろう。

ハイオトギリの紅葉が始まっていた。「ちょっと霜が付いても綺麗なんだよね」一人の男性がそっと教えてくれた。チングルマも凍てついた紅葉の葉が美しい。


ハイオトギリの紅葉が始まっていた

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