花を愛でながら歩く

「あらっ、キスミレが」おばさんの指差すところには小さなフギレオオバキスミレが咲いていました。「ちょっと早かったかな、、、これからって感じだよね」そんな悲しい響きの声もやがて歓喜の雄たけびに変るのにそう時間はかからなかったわけで、、、

フギレちゃん
フギレオオバキスミレ

「あれっ、ピンク色が見えてるよ、、、ほらあっちもこっちも」と叫びながら近寄ると、オオサクラソウが今が旬よとでも言いたげに咲いていて、「休憩だっあぁ〜〜〜」とザックを下ろし喜びの撮影モードになるわけであり、、、

オオサクラソウ
オオサクラソウ

登山道の両脇にはカタクリ、エゾエンゴサク、フギレオオバキスミレ、オオサクラソウ、ニリンソウ、シラネアオイが待ちきれないかのように一気に咲き始めていたのでした。「当ったね!」おっさんとおばさんはニッコリと微笑み花を愛でながら進んで行ったのです。

花を愛でながら

やがて前方には天を突くかのような山頂部が見えて来ました。いつもなら「おおおっ、、、あれだっ」と叫ぶところなのですが、やはり足元の花に目を奪われ、おばさんはルンルンと、おっさんはカメラを手にしながらオオサクラソウを、フギレオオバキスミレを追うわけで、、、

山頂がせまり

フギレちゃん

気がつけばいよいよ始まる急登へのとりつきに佇んでいて、でもお花はもちろん咲き続けていて、、、しかしもう待った無しで登りの核心部へ突入することになるのでした。

旧登迫る

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