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樹林帯に囲まれた尾根を忠実に進んで行く登山道。視界こそ広がらないものの~良く整備されていて心地よい。そんな「緩やかな体に優しい登山道」はハイキングモードを楽しみながらのファミリー登山としての価値もありそうだ。

さて、今回登る長官山は長沼町の東側に南北に連なる馬追丘陵北部に位置している。近くの瀞台にはエゾエンゴサクなどの早春の花々を求めて何度か登っていたのだが、長官山は未踏の山だった。標高は254m、登山口からの標高差は約180m、距離にして往復約3.6kmの道のりである。

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よく整備された登山道を進む
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ツクバネソウ

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クルマバツクバネソウ

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コケイラン

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ズダヤクシュの果実

やや急な斜面を少しジグを切って上り詰めると山頂だ。展望台の上からは眼下に長沼市街、そして石狩平野の奥に遠く札幌近郊の山々が広がって見えていた。何となく今自分たちの立っている位置を感じる瞬間だ。

山頂には10分ほど滞在してすぐに下山を開始した。途中で上ってくる人たちとすれ違うが、それほど多いわけでもなく~静けさを保ったまま登山口まで一気に降りた。久しぶりの山野草観察を楽しみながらの山登り、これからも少しずつ標高を上げて楽しむつもりである。

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展望台のある山頂へ
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眼下に長沼市街と奥に札幌近郊の山々を見る

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オオアマドコロ

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ツルシキミ

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ミヤマガマズミ

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