title


オニシモツケ


イワブクロ


サマニヨモギ

火口壁の手前には見事なお花畑が広がっていた。それはもう一面が黄色に埋め尽くされていて、強い陽射しを受けて眩いばかりの世界となっていたのである。メインはコガネギクであり、その中にハイオトギリ(イワオトギリ?)やイブキゼリ、エゾオヤマリンドウ、さらにチシマアザミやエゾボウフウ?等の花々がぎっしりと敷き詰められていた。「すごいね~これは」「綺麗、綺麗!」私達の疲れはもうすっかり吹き飛んでいた。

そんなお花畑の輝きに目を奪われながら~立ち止まりふと振り返ると・・・視線の先に広がる雲海と避難小屋が美しい。


お花畑を行く


一面が黄色に埋め尽くされ



ハイオトギリ


コガネギク


ヤマハハコと奥にウラジロタデ


イブキゼリとコガネギク


チシマアザミとセリ科の花はエゾボウフウか?


エゾオヤマリンドウ




花冠は条件に恵まれてやや開いていた


振り返ると広がる雲海と避難小屋が美しく~

午前10時45分、火口壁上の真狩分岐に飛び出した。登り始めてから5時間30分だった。右に真狩ピークを見て~眼下に巨大な火口「父釜」が広がる。その大火口を囲むように連なる外輪山が美しい。ほとんどの登山者はここから左右に分かれて羊蹄山の最高点へ向かう。しかし私達の今回の最終地点はほぼここであり、これから火口壁上を花々を楽しみながら歩くことになる。


もうひと登り


真狩分岐へ


真狩ピーク


眼下に父釜
画像クリックで幅1280ピクセルのパノラマ画像表示


子釜方面へと続く地形はやや複雑だ

登山ものがたりへ 次のページ HOME