このところ札幌は連日の真夏日が続いていた。「山は無理かしら」、、、高山の気温はそれほどでも無いかもしれないが~それでも長い行程の山登りは避けたいところだ。当初は大雪山系に登ろうと思っていたのだが、急遽予定を変更して「オロフレ山」に登ることにした。登山口から山頂まで、距離にして約2.5kmほど、標高差も約300mである。それでも登山口がすでに標高930mほどだから、高山のムードは十分楽しめる山でもある。 2019年8月3日(土)午前7時30分、旧オロフレ峠の登山口に到着。ちょっと風がある高曇り、十分すぎる?ほどの気温のようだ。「寒いくらいだね」そう言いながら装備を整える。先行車は3台のみ、週末ではあったが静かな山登りが始まろうとしていた。午前8時10分、入山届けを記入して登山道に入って行く、すぐに低木のトンネルを進むことになる。足元に咲く花々に目を移しながら低木帯を抜けると一旦視界が広がり~右に来馬岳方面、そして前方に大きな羅漢岩を見ることになる。そんな光景を目にしながら足元に注意しつつ羅漢岩へと少し下る。 |
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登山口 |
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低木トンネルを進み |
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一旦視界が開けて |
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来馬岳が見えていた |
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羅漢岩 |
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羅漢岩へ~ 慎重に下って |
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ハナイカリがちょうど咲き始めたところ、ミヤマトウバナ、ノギラン、ミヤマホツツジ、そしてあちこちで見られたセリ科のシラネニンジンと続く。下山後登山口付近で咲いていたのはミヤマアカバナだろうか。モウセンゴケの花も咲いていた。 |
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すっぱりと切れ落ちた羅漢岩周辺、奥深く切り立った地形の荒々しい迫力にはいつも圧倒される。しかしそんな光景に沿った細い登山道なので足元注意の個所でもある。 やがて前方に小岩峰が見えて来て、その東側を回り込むと前方には山頂部が広がる筈なのだが・・・残念ながら雲に覆われていた。「でも暑さは凌げそうだよ」、今のところ快適な状況が続いていた。しゃがみこみ立ち上がり~咲く花々の写真を撮りながらの行程もあまり苦にはならない。「こんにちは~どちらからですか?」後続の方々と言葉を交わす。 |
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羅漢岩周辺は切れ落ちた崖状となっていて |
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奥深く切り立った荒々しい地形が展開される |
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前方に小岩峰を見て |
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山頂方面は雲に覆われていた |
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おばさんが指差す先の果実は・・・「これはアカモノよね」、私は初めて見たように思う。登山道脇に咲くオトギリソウがとても綺麗だった。オトギリソウには様々な種類があるようだがその判別は難しい。ネットで見るとここではイワオトギリとされているものもあるが、、、その種別にあまり拘って見ると花の美しさを見逃す気もして~私はハイオトギリとしてカメラを向け続けた。今期初撮りのオオヤマサギソウ、そしてミヤマアキノキリンソウ、アキカラマツと~ファインダー越しに季節の移り変わりを感じながらシャッターを押す。 |
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アカモノの果実 |
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ハイオトギリ |
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オオヤマサギソウ | ||||||||||
ミヤマアキノキリンソウ |
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アキカラマツ |
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