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奥三角山は昨年の晩秋に登ってからすっかりお気に入りの山となった。山頂直下の急斜面が結構きついが、そこに至るまでの尾根歩きの楽しさが魅力だ。積雪期には3月3日に登っているが、今回はおばさんと一緒に三角山山麓も含めての山行となった。

2019年3月30日(土)午前6時40分、三角山「山の手入口」をスタート、ひと登りで明るい尾根に出るのだが~こぶし平を過ぎるとしばらくは日陰の登山道となる。「あっ、飛んだよ~クマゲラよっ」先を進むおばさんが叫ぶ。遠くの木にクマゲラ♀がとまっている。あわててカメラの設定を野鳥撮影モード、なんとかカメラにおさめることが出来た。静かな哲学の道、大きくジグを切りながら登って行く。

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山の手入口

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ひと登りで明るい尾根へ

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日陰になる哲学の道を行く

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クマゲラ♀

登り切った地点は分岐となり、左へ進むと急な階段登りを経て四阿へ、さらに十の坂を登って三角山の山頂に向かうルートとなる。今回は右に進路をとり、木々の間から手稲山方面を見ながらやや急な斜面を登って稜線上のポコに飛び出す。ここまで登ると大倉山に向かってアップダウンを繰り返す明るい尾根歩きとなる。

やがて大倉山ジャンプ競技場への分岐を左に分けて、そのすぐ先に質素な大倉山の標識を見て~さらに少し先がベンチのある休憩ポイントである。前方に目指す奥三角山を見ながらザックを下して水分補給、木々の間から百松沢山や砥石山方面を見てカメラにおさめる。

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登りきると分岐となる

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稜線に向かってやや急な登りとなり・・・

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木々の間から手稲山方面が見えた

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明るい尾根歩き

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大倉山の先、ベンチのある休憩ポイントにて

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前方に目指す奥三角山

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百松沢山、神威岳方面

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砥石山方面

ここから大きく下って~最終コル付近まで小さなアップダウンの繰り返しだ。この時期の登山道の常である顔を出した夏道とまだ残る雪とのバランス?にちょっと注意しながら進んで行く。ワレ目を左に分けて最終コルへ、そのすぐ先からいよいよ奥三角山への急登が始まる。3月3日に登った時には急斜面を斜行するルート(踏み跡)があったのだが、さすがにそれはもう消失?しているようだ。私が先頭になって急斜面を直登するのだが、まだ時間が早いせいもあって結構雪質が固い。踏み跡を外すとキックステップしないと滑りそうだ。一歩一歩慎重に登って行く。

やっと登り切ってすぐ先の奥三角山の頂上に到着だ、午前8時10分。山の手入口から1時間半だった。

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一旦大きく下って

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小さなアップダウンを繰り返し

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最終コル付近

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いよいよ奥三角山に向かって急登が始まる

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奥三角山
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