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山登りはなるべく週末を心がけているのだが、このところの天気パターンはその週末がほぼ雨模様。さすがにしびれを切らして平日の樽前山を歩くことにした。この山は樽前山ヒュッテコースだと一気に7合目からのスタートとなる。短時間で登れる山とあって平日でも多くの人が訪れる。

2017年6月6日午前7時過ぎに樽前山7合目ヒュッテ前に到着。さすがにまだ数台の車が止まっていただけの閑散とした駐車場だった。もちろん天気は上々、早速装備を整えて7時30分スタートとなった。今回のコースは932m峰~樽前山へ、距離にして約7kmほどの行程である。小径木の林を抜けると一気に視界が広がって眼下に支笏湖が望まれる。「雲海だっ」私はそう叫んでいた。木々の緑と青い空、山々のシルエットに囲まれた支笏湖はすっぽりと白い雲海に覆われていたのである。

エゾイソツツジやウコンウツギがちょうど見頃を迎えた樽前山の裾野を、前方に風不死岳を見ながら進んで行く。

1小径木の林を進んで

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林を抜けると

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すっぽりと雲海に覆われた支笏湖
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風不死岳を見ながら

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エゾイソツツジ

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ミネヤナギ(おばさん撮影)

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ウコンウツギがあちこちに咲く登山道

やがて登山道は沢地形を登って行く事になる。コメバツガザクラはほぼ終盤であったが、代わってイワヒゲがあちこちに見事に咲いていた。何度もしゃがみ込みながら撮影である。「これは綺麗だねぇ」と言いながらシャッターを押して~少し進むと「あれもいいなぁ」といった感じでなかなか進まない。後続の方2名ほどにあっさりと抜かれてしまう。もっとも抜かれることになんの抵抗も無い。

風不死岳分岐で汗を拭い水分補給をしながら小休止。上空は青空、風は弱く絶好の登山日和である。「行こうか」立ち上がり風不死岳方面へ向かって進んだ。

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沢地形を登って
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イワヒゲ(おばさん撮影)

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イワヒゲ

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分岐から風不死岳方面へ進み

分岐からは小さな沢地形を何度か越えながら進んで行く。次の分岐で「樽前山」方面へ~コースはほぼ932m峰の東面をトラバースして行くことになる。樹林に囲まれた登山道で視界は遮られるが、それほど起伏も無くのんびりと足元に咲く花々を楽しみながらのコースとも言えるだろう。まだ咲いていたコメバツガザクラを見つけてカメラを向けた。

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いくつか沢を越えて

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次の分岐を樽前山方面へ

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932m峰の東面をトラバース

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エゾイソツツジ

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このヤナギは?

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コメバツガザクラ

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