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サラシナショウマ

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モイワシャジン

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ハイイヌガヤの果実

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ミヤマアキノキリンソウ

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エゾトリカブト

頂上へは岩壁の右側を回り込んで登って行く。いよいよ最後の急な登りが始まるのだが~頂上は近い。約10分ほどで切れ落ちた岩壁の上に立つことが出来た。ここは以前はかなり緊張したものだが・・・何故か今回はあまり感じない。高所恐怖症の私もやや解消されたのか~それとも高度に鈍感になったのか?、いやいやそんな事は無い。きっと今までの経験上で得た自信が安心感につながっているに違いないと思った、いや~そう思いたかった。

9時30分、銭函天狗山の頂上に立った。登り始めてから1時間25分だった。岩壁の上からの落差のある展望は見事である。眼下に石狩湾と札幌市街、彼方に増毛山地と樺戸山地が連なり~広い石狩平野の奥には夕張山地が見えていた。


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岩壁の右側を回り込んで

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さらにもうひと登り

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垂直に落ちた岩壁上に立つ

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頂上はもう少し先

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頂上奥の岩塊の上で

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眼下に石狩湾と札幌市街、遠く樺戸山地が見える
画像クリックで幅1024ピクセルの増毛山地、樺戸山地方面を望む拡大画像表示

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広がる石狩平野と彼方には夕張山地の山々が見えた
画像クリックで幅1024ピクセルのパノラマ画像表示

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手稲山方面

頂上では4名の方々が居たが、「ヘビがいましたよ」「それってマムシかもしれませんね」。おばさんが「あっ、いたよっ~マムシだわっ」すぐに岩陰に消え去ったのだが、、、頂上奥の岩塊へ進むと~今度は私の足元をカナヘビが走る。なんとなく落ち着かなくて、少し手前の岩場で休憩した。
「こんにちは」次から次へと登って来る人達が続く。「良い山よね~」「そうだね、比較的短時間でこの展望だからね」、「春の花咲く頃にもまた来たいわね」そう言いながら軽食を頬張り、ミネラル飲料を飲み干す。

「そろそろ下りようか」、急斜面は予想通り見るからに滑りそうだ。登って来る人達と「滑りますね~」と交わす言葉が続く。慎重に慎重に下って行く。やっと斜度が緩んでほっとしながら「ふぅ~っ」とため息をつく。11時05分、登山口に到着~駐車スペースはほぼ満車状態だった。

今回の山行で見た花の中で、注目したものがあった。キツリフネの花の色合いが淡いものである。どうやらキツリフネの品種でウスキツリフネと言うようである。以前他の場所でも一度見たことがあった。もちろん普通のキツリフネやツリフネソウも見られた。ちなみにツリフネソウの白花を品種シロツリフネと言うそうである。


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キツリフネ
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キツリフネの品種ウスキツリフネ
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ツリフネソウ(白花は品種シロツリフネ)

コースタイム(含休憩時間)
登山口 08:05  山頂 09:30-09:55 登山口 11:05

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