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6月1日に芦別岳に登って以降、天気に恵まれず~さらに花散策行などとの絡みもあり、山に登れていなかった。これから大雪山の花々を楽しむ山行も始まることだし、とりあえずひと山登っておきたかった。
「何処にしようか?」と散々悩んだあげく、比較的近場で且つ短時間で登られて花もそこそこ楽しめる山~塩谷丸山に登ることにした。
2014年6月26日、もちろん天気は上々である。この山に登る時にはいつもJR塩谷駅から歩いていたが、登山口手前の民家の前の駐車スペースを確認してみることにした。「あれっ、無いよ!民家が無い」この付近一帯が伐採整地作業が進められていた。「これなら大丈夫だね」と空きスペースに車をとめて、早速登山口に向かって歩き始めた。

以前は木立に囲まれた荒地?だったところは、木々が伐採されどんどん整地されてきていた。この日もその作業が行われていて~「ここは何になるのかしら?」おばさんの問いかけに、、、私は途中で行われていた高速道路の工事を思い出した。「ひょっとして余市まで伸びる高速道路用地になるのかもしれないな」。
登山口の標識は以前よりもちょっとだけ手前に立っていて、登山道は陽射しを一杯受けた草地を樹林帯に向かってまっすぐに進んでいた。08時25分、どうやらこの日は私達が一番乗りだったようである。

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右側の整地が進んでいた

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登山口

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ほどなく樹林帯に入って行く~しばらくは木々に囲まれたなだらかな道程だ。「あっ、あそこに何か・・・」「シマリスだぞっ」この日はおばさんはカメラを持ってきていなかったので、必然的に私の望遠側75mmのレンズでシャッターを押す。ちょうど草の茂みの中に隠れるようにして食事していた。やっとこちらの存在に気が付いて藪の中に消え去った。「何とか、、、撮れたかな」もちろん十分なトリミングが必要な画像ではあったが、一応証拠写真と言うことでお許しを!

さて、登山道は徐々に傾斜が増して来て~やがて急斜面を大きくジグを切りながら登って行く。「暑いわねぇ」かなり気温が上がって来ているようだ。それでも湿気をあまり感じない~北海道らしいさっぱりとした暑さで心地良い。途中で単独の女性に追いつかれた。「こんにちは」挨拶を交わしながら道を譲る。

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シマリスくん~トリミング画像です。

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急斜面を大きくジグを切りながら登る

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サイハイラン                                  オニシモツケ

やっと急斜面を登りきると台地状の草原に出る。一気に日射しが照り付ける・・・あわてて水分補給だ。足元にはベニバナイチヤクソウがまだポツポツと見られ~咲き始めたばかりのウツボグサが可愛い。ハクサンチドリはほぼ終わっていた。

やがて山頂部が見えて来て、ブルーの日本海を背になだらかな草原をゆったりと進んで行く。最後はひと登り?いやもうちょっとかな、、、

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ベニバナイチヤクソウ                           ウツボグサ

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山頂部が見えて来る

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