「ニセコの紅葉はどうなのかしら?」「今年は何処も早そうだから、そろそろ良いかもしれないね」。気になってネットで情報収集すると~やはりそろそろ見頃を迎えつつあるようだ。「週末がピークかもしれないけど、とにかく行ってみようか」
2014年10月01日、まだ閑散とした五色温泉駐車場に到着。ゆっくりと装備を整えて散策路へ入る。陽射しはあるものの上空にはやや雲が広がり始めていた。散策路の急な石段を登りきると入山ポスト。入山届けを見るとどうやら一番乗りのようである。午前7時55分、急な階段登りが始まった。周辺の紅葉はちょうど色づき始めと言った印象である。「まだちょっと早かったかしらね」そう言いながら階段を登り切り、ゆるやかな灌木帯を進んで行く。
今回はイワオヌプリに登って、紅葉が楽しめるようなら硫黄鉱山跡まで、紅葉にはまだ早いようであればイワオヌプリ周辺の展望を満喫しようと思っていた。分岐手前でイワオヌプリの南斜面に鮮やかな彩りを見た。
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登山口から急な階段を登って
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イワオヌプリ分岐手前の紅葉
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イワオヌプリ分岐
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イワオヌプリ分岐を通過して急な岩れき斜面を登って行く。このあたりから見事な展望が広がって来る。遠く昆布岳や有珠山などを横目にしながら、振り返ると小イワオヌプリとニトヌプリの山腹を刻む電光の登山道が見えてくる。
「あのあたり、、、綺麗よ」小イワオヌプリの山裾からニトヌプリとのコルへと続く斜面に鮮やかな彩りが浮かび上がって見えていた。「紅いのはエゾノマルバシモツケだろうね」黄色はミネカエデだろうか?そんな中にダケカンバの白い幹が輝いていた。
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岩れきの斜面を登る
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右に小イワオヌプリ 奥にニトヌプリ
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ニトヌプリとのコル付近を見る
画像クリックで幅1024ピクセルのズーム画像表示
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イワオヌプリ分岐付近を見下ろす
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クレーターの縁に出た、今回も時計周りでその稜線を進むことにする。やがて眼下にブルーの大沼~遠く岩内岳と岩内市街、さらに積丹半島までも見えて来た。
大沼の手前に硫黄鉱山跡周辺を見て~更に視線を移すとワイスホルンの山裾に点々と広がる紅葉を見た。「ほら綺麗よ~」「うん、これは良さそうだね。もうちょっと陽射しがあたると輝くんだけど・・・」。時々陽射しが降り注ぐものの上空には広く雲が流れていた。「あっ、光よっ」まるでスポットライトで照らし出される瞬間を待つかのようにシャッターを押す。タカネナナカマドとダケカンバの紅葉だろうか、一瞬にして輝きを放つのだ。
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クレーターを囲む稜線を登る
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大沼と左奥に岩内岳 中央に遠く岩内市街が見えていた
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大沼と手前に硫黄鉱山跡周辺を見下ろす
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眼下にワイスホルンの山裾の紅葉
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タカネナナカマドとダケカンバの紅葉だろうか(ズームで)
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直下の斜面にもスポットライトが~ |