title

三連休はまずまずの天気のようだった。表大雪の紅葉は見たいけど、相当な混雑が予想される。それならと昨年も登ったのだが十勝連峰の上ホロカメットク山を目指すことにした。前夜は十勝岳温泉の駐車場で車中泊、さすがに冷え込んでシュラフは冬用が必要な状況であった。
2014年09月14日、静かだった駐車場も目覚める頃には次から次へと車がやって来て、6時過ぎにはほぼ満車状態。「いやぁ~ビックリだね、こんなに登る人がいるなんて」驚きながら私達も装備を整え、午前6時25分に登山口をスタートした。

朝の陽射しを受けながら安政火口への遊歩道を進んで行く。涸れ沢を渡り対岸へ、斜行しながら登って~振り返ると三段山の南側斜面が目に飛び込んできて、さらに登って来た沢方面の紅葉に目を落とす。「紅葉はちょうど始まったところって感じだね」、昨年よりも2週間早い今回の山行ではあったが、それでもその時よりは紅葉が進んでいた。今年は各地の紅葉前線は相当早いのだろう。凌雲閣の奥には雲海が広がっていて富良野盆地は全く見えない。

1
遊歩道を進む

2
涸れ沢を渡り対岸を斜行しながら

3
三段山南斜面方面を見る

4
沢に日が射して来て・・・

5
凌雲閣の奥には雲海が広がっていた

D尾根を回り込むと~紅葉の奥に富良野岳が目に飛び込んで来た。上ホロ分岐手前の沢の程よい色合いに包まれながら、そのまま分岐を左へ進み~尾根を目指して沢地形を登って行く。ここは紅葉が綺麗なところだが、早朝ではちょうど陽射しが尾根に遮られてしまう。下山時に撮影することにしてそのまま進んだ。
朝の冷気でまだ濡れているゴゼンタチバナやイワツツジそしてハイオトギリ、凍てついたチングルマ・・・そんな草紅葉にカメラを向ける。ガンコウランとコケモモの果実は稜線上で撮影したものである。

6
D尾根を回り込み

7
紅葉の奥に富良野岳を見て

8
上ホロ分岐手前の沢の紅葉

9
この先が上ホロ分岐

10
沢地形を登って行く

11
ゴゼンタチバナ

12
イワツツジ

13
チングルマ
14

15
ハイオトギリ

16
ガンコウランとコケモモの果実

登山ものがたりへ 次のページ HOME