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GW期間中にひと山登ろうと思っていたのだが、なんと連日の低温と雨模様。結局周辺の花散策だけで終わってしまった。やっと少しだけ天気も回復して「これはもう登らねば」と・・・選んだ山は有珠山だった。まだ残雪期の山狙いと言う手もあったが、今年は一刻も早く雪から脱出して、花咲く野山を歩きたかった。

「絶対天気の良い日に登ろう」と決意は固く?予報を見ながらの平日登山となった。2013年5月10日(金)、伊達市有珠町の国道から登山口のサインに導かれて駐車場に到着。どうやら先行している人達がいるようである。早速装備を整えて午前8時55分、駐車場をスタート。

高速道路の下を通り抜けて管理道路を右に分け、遊歩道に入って行く。「どんな花が咲いてるかしら?」「まだ気温が上がってきたばかりだからどうかな〜」やはり気になるのは咲く花々の状況である。例年ならばもう十分楽しめる筈の花々、今年は1週間以上の遅れだろうか。足元に少しだけ咲き始めていたタチツボスミレを見つけてカメラを向ける。「ほらっ、ナニワズよっ・・・あっ、ミヤマエンレイソウが」

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遊歩道入口

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春の陽射しをうけながら・・・

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タチツボスミレ

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ナニワズ

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ミヤマエンレイソウ

有珠山には昨年の10月20日に紅葉狙いで初めて登っていた。「きっとお花の咲く頃も良いわよね」そう言いながらネットで調べてみると、コジマエンレイソウが群生しているとのレポートを見つけた。時季的にはまだちょっと早めだったが、もう待ちきれずに登る事にしたのである。

やがて遊歩道脇にはコジマエンレイソウが・・・やはりまだ早かったようで咲き始めの状態だった。沢地形を埋め尽くすように群生するコジマエンレイソウ、「すごいわねぇ〜」「これからですね、もう少しすれば本当に綺麗ですよ」先行していた二人連れの女性の方々の言葉通り、あと1週間もすればきっと鮮やかな花模様を見せてくれるに違いない。

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足元にコジマエンレイソウを見ながら遊歩道を行く

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沢に群生するコジマエンレイソウはまだ咲き始めだった

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急な個所にはロープが張ってある遊歩道

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